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(6)質疑応答
「もう生きたくない」否定して
Q 糖尿病の薬を飲んでいますが、副作用の心配はありませんか。
野田 通常は大丈夫ですが、年齢とともに腎臓や肝臓の機能が落ちて副作用が出やすくなるので注意が必要です。
Q 高齢者の「もう生きたくない」という言葉の真意は。
樋口 否定してほしいんです。そうですねと言ってはいけない。高齢者はその日その日を機嫌良く生きる義務がある。私なら一緒に頑張ってと言います。
がんの不安は誰でも
Q がんの不安は誰でもあるものでしょうか。対処方法は。
大西 不安は誰でもあります。不安な時はそのことを具体的に紙に書く。人に話す。自分は何が不安なのかという問題点を自覚することが次の対処法につながります。日常生活がままならない場合は精神科や心療内科を受診してください。
Q 60歳代後半の母は運動をしません。少し動くと疲れやすい、横になりたいと言います。
秋下 運動しないと筋肉が衰え、ますます動けなくなり、閉じこもりがちになります。認知機能が低下し、悪循環でどんどん状態が悪くなります。理学療法士や運動療法士の指導を受けて運動してください。
Q 夫婦で糖尿病とつきあっていくには、生活習慣にどう気をつけていけばよいでしょうか。
野田 普段の生活でも体を動かし、食事も無理なく目標に収まるようになるのが理想です。ストレスをためないことも重要です。
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