いのちに優しく いまづ医師漢方ブログ
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不妊治療を受けても子供を授からなかった看護師さんの「その後」
以前、私が勤務していた病院に勤める看護師のNさんが産休に入りました。Nさんは来月、出産の予定です。いつも笑顔のNさんは長い間、不妊治療を受けていたそうです。しかし、看護師としての仕事が忙しく、夜勤もあり、なかなか体調管理に努めることができなかったそうです。そんなNさんから、私が体のことについて相談を受けたのが、数年前のことでした。
看護師の仕事は、大変ハードです。医療補助として、医師がスムーズに診療できるように診察の準備や処置の介助をします。患者さんが精神的、肉体的な負担で悩んでいないか観察し、そっと手を差し伸べるのも看護師の役割です。Nさんは看護師として大変優秀で、わたしはずいぶんと助けられました。
しかし、Nさんも女性として、妻として、毎日の生活があります。看護師として、八面
昔から妊娠、出産には、経済的にも社会的にも、そして、体力的にも、気力的にも、大きな力が必要となります。現在、日本では、妊娠から出産まで何十万円もかかります。医療費に関しては、公的補助金が受けられますが、産休に入ると、給与はカットされますし、場合によっては社会的復帰が難しいこともあります。また、夜勤が多い仕事では、女性ホルモンのバランスがうまく整わなかったり、精神的ストレスが原因で月経不順になったりすることもあります。
仕事と妊娠の両立は、なかなか、難しいのが現実です。
Nさんも、多くの働く女性と同じように、体力的にも気力的にも、追い詰められていました。不妊治療に用いる漢方薬を希望して相談に来たNさんでしたが、私は「まずは、体のバランスを良くしていきましょう。不妊治療は半年から1年後になります」と説明し、「メンテナンス治療」を始めさせてもらうことにしました。
メンテナンス治療というのは、体と精神の不調を整えることが目的です。たとえば、食欲がなく、体重が減ってしまっている、食べてはいるが、偏食になっている、といったバランスの悪い食生活を整えることです。決して薬を使った治療ではなく、患者さんの話を良く聞いて、生活の乱れを整えていく治療です。
それまでお
数か月後、少しずつ便通が整い始めました。半年後、Nさんのお腹の調子はだいぶ良くなりました。そこで、やっと漢方医学による不妊症治療を始めることにしました。そして昨年、Nさんに待望の妊娠がやってきました。
女性を取り巻く社会が、変わってきています。家庭を守る役割から、社会で活躍する役割へ大きく転換しようとしています。そんな中で、女性本来の姿を大切にして、さらに輝きを増すことが出来る社会が必要となります。
そこで、家庭と社会で活躍する女性を支えるのが、私たち、医療従事者の役割です。日頃から、体と精神の状態を細かくチェックすることが、女性らしい生活を送る上で、大切です。そのためには、医療機関に気軽に相談できる体制を作っておくようにすると良いと思います。
大きなお腹を抱えて、Nさんが私のクリニックへ足を運んでくれました。「予定日まで、あと2週間です」と満面の笑顔で話すNさんは、光り輝いていました。Nさん、その笑顔、大切にしてくださいね。応援していますよ!
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どこかで投稿したような、、昭和の時代が懐かしい。
昭和39年か40年か、信濃町の大きな大学病院を訪れました。子供が欲しかったからです。家内と一緒にさん婦人科を受け、私の検査、精子が少ないですの宣告。どうじに人口受精をやりましょう、とその先生。
私の精子では駄目なので、大学で採取した優れた精子を使いますが、承諾しますかの問いにうなずく私。先ず最初は排卵日に子作りをしてください、1ヶ月後に又来てくださいと。私と家内は共に複雑な気持ちで玄関を出ました。道を挟んで中華屋さんがあり、大きな餃子が売り物のその店で、食事をしながら窓の外は青空が、、、、、沈黙が流れました。
その大学病院には半年通いました。結局出来ませんでしたが、今の医学では出来そうです。50年も前の技術でしたからね。仕方がありません。その後家内は気丈夫に、何事もなかったかのように、働きましたが、56歳で脳を侵されました、母親の遺伝子が家内にもとりついて、アルツハイマーと診断されました。そして今、オームで暮らし、神の手が支えてくれてます。
これも人生、あれも人生と、今は介護の日々ですが、子供の欲しがる夫婦への資金援助は潤沢に、また子供を虐待する人へは厳罰と、本当につくずく、思う毎日です。私も77となり、将来に対する不安はありますが、家内の気丈夫差を真似て生活設計をしております。100までは生きるつもりで。
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すっかり諦めていたY教諭に
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幼稚園教諭に応募してきたYさん、人格、才能、気力・・などすべてに秀でていた。合格のお知らせを送ったところ不妊治療中という。定期的にお休みをとり、病院にも行かせて欲しいと言われた。
年少児の担任は面倒見のいい人、年長児の担任は活動的で、園児の力を十分に引き出せる人が理想。Yさんには、比較的柔軟な指導が出来る年中児を受け持っていただくことにした。
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園長、副園長の支援にも限界があった。ご主人との話し合いも実らず、1年経たずに退職してしまった。不妊治療と仕事の両立は難しかった。事務系の仕事に就いたそうだが、「まだ子どもが授からない」と残念な便りだけが届いていた。
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私も、不妊治療をして双子の男の子を、出産しました。
やと15才に成長しました。子供が、生まれると大変な事も有るけど、楽しい事も、沢山有ります。
子育て、頑張って下さい。
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