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教育評論家 尾木直樹さん

一病息災

[教育評論家 尾木直樹さん]むち打ち症(1)40年越し 後遺症との闘い

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 オネエっぽいしゃべりで愛称「尾木ママ」。学生時代、教員採用の受験勉強中、事故で「むち打ち」になって以来、10年以上、後遺症に悩まされた。

 数年前に人気が急上昇すると、後遺症が再発。両手がしびれ、まっすぐ歩けなくなり、今夏、首を手術した。笑顔の一方で、40年越しの闘病だった。

 滋賀県の雪深い、まだ電気のない村で育った。父は気象予報官、母は元小学校教師で、しつけは厳しかった。でも、姉と弟の仲のいい5人家族だった。

 「運動神経が良い方で、スキーや木登りが得意だったのよ」

 中学校に皆勤賞があったので、3年間、カゼをひいても、無理して休まなかった。しかし、高校受験の前日、カゼをこじらせた。急性中耳炎で40度を超える熱が出て、切開手術をした。9科目で2日間の試験だったが、2日目に全く書けなくなった。

 不合格になり、別の高校に進学した。跳び箱などが出来ない生徒を蹴飛ばす、体育の“体罰教師”がいた。「僕は模範演技などもして、先生にかわいがられていたの。でも、体罰を見ているのが嫌で、友達がけられたから、『やめてください』と叫んだの。すると、『もう授業に出るな』と先生に言われたのよ」

 あの先生の授業は出なかった。だが、この体罰反対行動が、その後の進学に影響してしまう。

 

 教育評論家 尾木 直樹(おぎ なおき)さん(67)

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