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いきいき快適生活

介護・シニア

自転車を安全・快適に…反射板やランプ、毎月点検

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正しく取り付けたリフレクター(左)の方が、上向きに取り付けた割れたリフレクターよりもよく反射する
チェーンにオイルをさす場合は、ブレーキ部分にかからないように注意する(東京都足立区のサイクルベースあさひ北千住店で)

 秋は日没が徐々に早くなり、暗い中で自転車に乗る機会が増える。安全に乗るために、反射板(リフレクター)の向きやランプの作動を確認しておきたい。家庭で出来る整備や点検についてまとめた。

 交通政策の専門家らが啓発活動を行っている「自転車の安全利用促進委員会」(東京)は、昨年12月に自転車の後ろに付ける反射板の性能テストを行った。その結果、反射板の角度を30度上向きにしただけで、光の反射量が20分の1に減少することが分かった。泥やホコリが付いたり、傷が付いたりしても反射量は減少するという。

 反射面が地面と垂直になるよう取り付けるが、何かにぶつかって角度がずれたり、割れたりしてしまうことがある。そういう場合は、自転車専門店に直してもらう。反射板は数百円から購入できる。

 委員会のメンバーで自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんは「周囲の人に自転車が走っているということを認知してもらうことが大切」と話す。ランプやベルの作動も確認をしたい。暗くなると自動で点灯するタイプが多いが、後付けのランプや一部の電動アシスト自転車のランプは自分で点灯しないといけない。「これからの季節は午後4時以降は点灯したほうがよい」と遠藤さん。市販の反射材は、足首につけると、ペダルをこぐ度に動いて光を反射するので目立つ。

 快適に乗るためには、定期的な整備、点検が欠かせない。自転車専門店「サイクルベースあさひ北千住店」店長の久保田喜行さんは「最低でも月1回は自転車の点検、整備をした方がよい」と話す。

 まず、タイヤに空気が入っているかを確認する。空気が抜けていると、ペダルをこいだときに重く感じるだけでなく、パンクもしやすい。「タイヤの側面をぎゅっと押して少しへこむぐらいが目安です」と久保田さん。へこまないのは空気の入れすぎで、気温が高い時期は、タイヤが破裂する危険もあるので注意したい。

 次に、ブレーキの利き方をみる。軽くペダルを回して、ブレーキレバーを握り、タイヤが止まるかどうか、前後輪それぞれ確認する。ブレーキレバーがハンドル近くまで握れる場合は、ブレーキワイヤがゆるんでいる可能性があるので、専門店で調節する。

 最後はチェーン。さびていると、こいだときに「ガリガリ」といった異音がする。後輪のブレーキにかからないように、自転車整備専用のオイルをさす。ペダルを回しながらチェーンにオイルを付け、雑巾で余分な油を拭き取る。余分な油が残っていると、ホコリや砂が付着しやすくなる。

 整備を怠ると自転車の制動にも影響が出る。

 「自転車の安全利用促進委員会」の調査では、定期メンテナンスをしている自転車と整備不良の自転車では、時速25キロで乾いた路面を走った場合、ブレーキをかけてから停止するまでの距離に3・16メートルの差が出ることが分かった。整備不良の自転車は、タイヤの空気が抜けて、ブレーキワイヤがゆるみ、さらにブレーキパッドもすり減っているものだった。

■自転車の整備、点検のポイント

 ・月に1度は点検、整備をする

 ・毎日乗る場合、タイヤの空気は週に1度はチェックする

 ・反射板の角度、汚れや傷などもチェックする

 ・カゴやチャイルドシートがぐらつかないか点検し、ゆるんでいる場合は取り付けネジを締める

 ・チェーンのゆるみやブレーキワイヤのゆるみは自分で直さず専門店へ

  (久保田さん、遠藤さんの話を基に作成)

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