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(10)企業との連携必要…産業化に向けた取り組み
村山昇作さん 再生医療イノベーションフォーラム理事・iPSポータル社長
むらやま・しょうさく 1972年、同志社大経済学部卒。日本銀行調査統計局長、帝国製薬社長、iPSアカデミアジャパン社長などを経て、2014年7月から現職。 |

大学発の技術、特にiPS細胞をいかにビジネスを通じて普及させるか、といった観点から仕事をしています。事業化は研究成果を広く社会に還元するため、また、幅広く患者さんを救うために、必要不可欠なプロセスです。
例えば、患者さんの細胞を研究目的だけに使うのはいいですが、企業が使うと、商業利用など倫理的な問題が出てきます。コスト、品質の安定性などの課題は、大学だけでは解決できず、企業との連携が必要になります。
iPS細胞の事業化は創薬から再生医療に移っています。既存技術を応用できるケースが多く、ライフサイエンスの産業だけでなく、オールジャパンで取り組む必要があります。
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