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日野原重明の100歳からの人生

介護・シニア

103歳誕生会…韓国で、台湾で、日本で盛大に

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 私は去る10月4日に103歳の誕生日を迎えました。その前後は連日のように私の誕生祝いを催してもらいました。

 まず誕生日の前日。東京・世田谷区名誉区民である私のために、区の職員3名が花籠とお祝いの品々を自宅に持参してくださいました。

 あいにく私はその日、韓国の仁川に出かけており、自宅を留守にしていましたが、その仁川ではテノール歌手のベー・チェチョルさんが誕生日を祝ってくださいました。その日の夜に帰国し、明けた誕生日当日は、聖路加国際病院が中心となって開いてくれた誕生祝いの会に出席しました。さらに、その翌日には、我が家で内輪のパジャマパーティーまでありました。

 うれしいことはまだまだ続きます。

 誕生日の翌週。10月8日から12日までは台湾の台北市で開催された国際健診学会に理事長として出席し、特別講演を行いました。そこでも10日の夜に圓山大飯店で「日野原先生103歳お祝い」と銘打った夕食会。翌11日には「台湾新老人の会」の会員と日本から同行した「新老人の会」会員総勢200人余の人たちが華やかで盛大な台湾風の誕生パーティーを台北国賓大飯店で催してくれました。私は三段重ねの、まるでウェディングケーキのようなバースデーケーキのロウソクを一気に吹き消しました。

美智子皇后のお誕生日に招かれる

 台湾からは日本中に大きな被害をもたらした台風18号と19号の合間を縫って日本に帰国しましたが、それからも私が社長を務めていた日本看護協会出版会が、私の社長職退任と誕生日とを兼ねたバンケットで私に大きなバースデーケーキを用意してくれました。

 10月20日の夕方には美智子皇后のお誕生日に招かれて宮中へ。私は天皇陛下のお隣に座る光栄に浴し、古澤巌氏のヴァイオリンと美智子皇后のピアノの演奏を心から堪能いたしました。

 21日は全国公私病院連盟が東京・新橋で開催した「第26回国民の健康会議」に出席し、「平和といのちこそ」と題する講演を行いました。

 22日夜は私が会長を務める「新老人の会」のフェイスブック「SSA(スマートシニアの会)」の2周年と私の103歳記念の大交流パーティーでした。

 一方、私の家にも親しい方々がケーキやコチョウランの鉢や花籠などを届けてくれましたので、自宅のパーラーには花があふれ、壁やドアにはいっぱいに誕生祝いのカードが飾られました。

 スケジュールは相変わらずいっぱい

 これからもいくつか私の誕生パーティーが予定されています。心をこめて企画されたこれらのパーティーに対して、私はどのように感謝の言葉を述べればいいか毎回知恵を絞っています。

 私はもともとアルコールには強くないので乾杯のシャンパンには口をつけるまね事しかできません。代わりに、冷たいウーロン茶を飲むことになりますが、さすがにケーキカットはうまくなってきたように思います。

 楽しい席ではアルコール抜きでも十分に心が満たされ、これからも元気な日々を送っていきたいと思います。24日・25日は高知での「新老人の会」に出席して講演しました。103歳になってからも私のスケジュールは相変わらずいっぱいなのです。

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日野原重明ブログ_顔120_120

日野原重明(ひのはら・しげあき)

誕生日:
1911年10月4日
聖路加国際病院名誉院長
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