低ナトリウム脱水と冷製スープ 血管内脱水 寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受 2014年8月30日 8月も終わりになって少し涼しくなりましたが、また何度か暑い日は来るかもしれないですね。ところで、先日コンビニで冷製スープの缶が売られているのを見つけました。経口補水液やスポーツドリンクだけでは種類も限られますし、特に食べる量の少ない人にとっては良いのかもしれません。その根拠は低ナトリウム性脱水です。文字では伝わりづらいから検索していただくとよいと思いますが、塩は正義でも悪でもなく程度問題で、水分だけとっても(血管内)脱水症になるケースがあるので、そういうものへの対処です。いくつかの企業さんにとってはビジネスチャンスですので、季節を問わず気持ちよく水分やミネラルを摂取できる商品がたくさん出てほしいものです。 違反報告
熱中症対策 医療機関との連携 意識レベル 元放射線科医 寺田次郎 六甲学院56期 2014年8月5日 先日、フットサル施設で熱中症対策を聞かれました。一般的な水分や塩分の補給は最近いろんなところで喧伝されている通りです。治療行為は資格によって法的な制限もありますが、症状の程度による大ざっぱな分類や一連の医療行為の流れを共有できれば、医療機関にかかるかからないの判断も含めてスムーズな医療に繋がります。大きなスポーツ施設であれば、救急隊などとの連携も含めて熱中症や怪我の発生時の訓練やマニュアルも大事になるかもしれません。熱中症の細かい分類はネットで検索すればいくつも出てきますが、要は蓄熱(深部体温)と脱水症の程度問題です。可逆性変化の程度問題がだんだん深刻になって行き、不可逆性の最重症になると致命傷になりかねないという感じでしょうか?電解質濃度による脱水の種別などももちろん大事ですが、比較的枝葉の部分だと思います。運動中の電解質補給だけでなく回復食の成分の方が大事な気もします。僕自身はその程度の細かい区別はつきませんし、ちょっとした安静・給水や冷却で体調や意識がどうなるかの変化を追うことが医療機関を受診させるか否かの判断で大事なのではないかと思います。(軽症まで全て受診させたら、医療機関がパンクします。)熱中症だけではなく、疲労の蓄積は個人差が激しく、他人の目にも分かりづらい部分でありますが、意識が低下したときに自損の重症外傷が多いというデータもありますので、予防策を講じるだけではなく、ちょっとした声掛けや顔色を見てやるという行為が大事なのではないかと思います。また、炎天下で働いたり、スポーツをするということ自体がそもそも熱中症の予備軍なので、何も自覚症状がなくても涼しいところで休んだり、熱のこもりやすい部位を冷却してやることは大事なのではないかと思います。 違反報告
熱中症と脱水症と感覚異常と判断ミス 元放射線科医 寺田次郎 六甲学院56期 2014年7月30日 先日、ビックリする出来事に出会いました。「寒気がするからホッカイロを貼ってました」と脱水症を起こしていたと思われる患者さんに言われたのです。しかも、「気が向かないから水分はあまり摂ってません」とも言われました。熱中症や感染症によく併発する脱水症は悪化因子の大きなもので、対処が大事ですね。別にその患者さんをバカにするわけではなく、そもそも人間は自分の感覚と思考に基づいて、行動を起こします。その異常行動にも、本人なりの合理性はあるわけです。個人的にはカイロを使ってあっためるのはOKだから、水分は摂ってほしいし、無理なら点滴をしに来てほしいと思いました。解熱鎮痛剤の裏の副作用として、軽くなった症状に安心して無理をして、余計に怪我や病気を悪化させるというものもありますね?そういう意味でも、本来医療はもう少しデリケートであってもいいと思います。(勿論、痛み症状の慢性化やストレス予防のために適度な解熱鎮痛は考慮されるべきですが)また、発熱その他の症状が強いと体感の仕方や判断にも異常が現れます。(これはいわゆる「せん妄」についても言えるでしょうか?)そのへんは、自分の本音と社会的立場の乖離なども悪化のファクターとなりうるかもしれません。こういう話をまとめるのは難しいのですが、要するに「人間は理性的な人間ばかりでも無ければ、いつでも理性を保てる人間ばかりでもないので、そういうものだということを知っておきましょう。」くらいが妥当でしょうか?特に頑固な家族をお持ちの方は要注意だと思います。 違反報告
去年発症した家内の心的外傷 めざめたじいさん 2014年7月29日 昨年、それは突然やってきました。家内の目まいです。79歳の誕生日を祝うために、小さな宴を開きました。密かに計画を練り、息子たちのも手伝わせて、双子の義姉と共に祝いました。 「ハッピーバースデイ」を歌い、高価なものではないがそれぞれにプレゼントの品を揃え、最後のバースデイケーキ。密かに事を進めたのが間違いのもと。 嬉しそうな二人でしたが、次の朝、起き上がろうとしたときめまいに襲われたのです。ベッドに崩れ落ち呼吸は荒く、嘔吐の連続ですっかり消耗してしまいました。救急車で病院に運びました。 昨年は同じようのことが5回もあり、救急車だったり、私の来るまで病院に運びました。 昨年発症した日は、梅雨明けの蒸し暑い日でした。医師から「目まいは病気ではない」と言われ、特効薬がないことも知りました。 しかし、私は熱中症ではないかと思っています。5年ほど前に1回熱中症と同じ症状になり、本人は丁度飲み始めた薬の副作用と思っていたようです。それ以来、目まいが頭から離れなくなりました。また、あの状態になるのではと「心的外傷」と思われる状態が続いています。 最近、耳鼻科の医師が始めた「目まい科」にかかるようになりました。担当医は「必ず直ります、一緒に直しましょう」と温かい言葉をかけていただきました。 心的外傷だとすると、毎日不安に追い回されているようです。早く、家内の心から心的外傷が消えますように祈っています。 違反報告
夏は 黒酢に蜂蜜入りジュース でしょう 埼玉のシニア 2014年7月29日 最近熱く成ったので熱中症の言葉を耳にしますが、昔 日射病 と言われたものでしょうか。古い人間で博物館入り濃厚の歳になりましたので、今の新しい言葉がよく理解できないのです。76です、ハイ。古い人間でも、新しいものを欲しがるものでございます。(危険ドラッグ)などは私の大いに気に入りの言葉ですが、さて、私も過去ゴルフ仲間が日射病になり、プレーを途中でやめてしまった事を思い出しました。矢張り水分をとらなかった事が原因ですが、気の毒でした。老人になると、部屋の中でも熱中症になると聞いていますが、なるほど老人の仲間入りをしますと、確かに水分に気が付きませんね。トイレに行くことさえうっかりしますが、老人の思考はどうなってしまったんでしょうか。それでいて未だ異性の事が気になり、時には発情しますが、それでも無いよりはまし、と変に張り切っています。ちびまる子さんと同じで夏は梅干しや酢のものと、おばあちゃんの教えよろしく、毎日欠かさず酢のものです。黒酢に蜂蜜を入れ、濃厚にしてゴルフで飲んでいますよ。明日もそれです。万歳。 違反報告
経験者 ちびまる子 2014年7月25日 熱中症経験しました。大丈夫と思っても、突然やってきます。最初は集中力がなくなった感じです。そして精神的にいらいら?何でこんなに暑いの!という感じで。自分の判断で少し休もうと決めた数分後、意識消失です。デスバレー(アメリカ)、7月のことで、セッティングはちょっと異常ですが。自力で運転してガスステーションに車を停めて、裏の修理場?に行き(何で?)そこで意識消失です。気づいたときはステーションのオフィスでパラメディカルの治療を受けていました。体温が非常にあがっていて、吐き気もひどく。再度失神しましたが、復活。入院にはいたらず、ホテルのエアコンのもと、水を飲み、塩分 (おせんべい)を取り、休みました。レストランのスープの塩分がとても美味しく感じられました。水分をたくさん一度に口に入れるのは難しいので、翌日は少しずつコンスタントに水分を取りました。当然トイレも近くなりますが、それは腎機能のよいこと、と割り切って。父は大分以前から、水と梅干、(塩)、ポカリと言っていました(先人は偉いなあ!)。NYマラソンの研究で、ランナーは低ナトリウム血症になっていることが多いそうです。低ナトリウム血症は吐き気、嘔吐を促し、さらに脱水になりますし、脳にも異常を来たし、危険です。塩分補充もお忘れなく!熱中症のあとも、何度か熱射病になってます。夏はまめに水分と梅干(好物!)を摂るようにしています。そして、日中(気温が高い間)の散歩はやめました。大丈夫、と思っても我慢はしないこと! 違反報告
低ナトリウム脱水と冷製スープ 血管内脱水
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受
8月も終わりになって少し涼しくなりましたが、また何度か暑い日は来るかもしれないですね。
ところで、先日コンビニで冷製スープの缶が売られているのを見つけました。
経口補水液やスポーツドリンクだけでは種類も限られますし、特に食べる量の少ない人にとっては良いのかもしれません。
その根拠は低ナトリウム性脱水です。
文字では伝わりづらいから検索していただくとよいと思いますが、塩は正義でも悪でもなく程度問題で、水分だけとっても(血管内)脱水症になるケースがあるので、そういうものへの対処です。
いくつかの企業さんにとってはビジネスチャンスですので、季節を問わず気持ちよく水分やミネラルを摂取できる商品がたくさん出てほしいものです。
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熱中症対策 医療機関との連携 意識レベル
元放射線科医 寺田次郎 六甲学院56期
先日、フットサル施設で熱中症対策を聞かれました。
一般的な水分や塩分の補給は最近いろんなところで喧伝されている通りです。
治療行為は資格によって法的な制限もありますが、症状の程度による大ざっぱな分類や一連の医療行為の流れを共有できれば、医療機関にかかるかからないの判断も含めてスムーズな医療に繋がります。
大きなスポーツ施設であれば、救急隊などとの連携も含めて熱中症や怪我の発生時の訓練やマニュアルも大事になるかもしれません。
熱中症の細かい分類はネットで検索すればいくつも出てきますが、要は蓄熱(深部体温)と脱水症の程度問題です。
可逆性変化の程度問題がだんだん深刻になって行き、不可逆性の最重症になると致命傷になりかねないという感じでしょうか?
電解質濃度による脱水の種別などももちろん大事ですが、比較的枝葉の部分だと思います。
運動中の電解質補給だけでなく回復食の成分の方が大事な気もします。
僕自身はその程度の細かい区別はつきませんし、ちょっとした安静・給水や冷却で体調や意識がどうなるかの変化を追うことが医療機関を受診させるか否かの判断で大事なのではないかと思います。
(軽症まで全て受診させたら、医療機関がパンクします。)
熱中症だけではなく、疲労の蓄積は個人差が激しく、他人の目にも分かりづらい部分でありますが、意識が低下したときに自損の重症外傷が多いというデータもありますので、予防策を講じるだけではなく、ちょっとした声掛けや顔色を見てやるという行為が大事なのではないかと思います。
また、炎天下で働いたり、スポーツをするということ自体がそもそも熱中症の予備軍なので、何も自覚症状がなくても涼しいところで休んだり、熱のこもりやすい部位を冷却してやることは大事なのではないかと思います。
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熱中症と脱水症と感覚異常と判断ミス
元放射線科医 寺田次郎 六甲学院56期
先日、ビックリする出来事に出会いました。
「寒気がするからホッカイロを貼ってました」と脱水症を起こしていたと思われる患者さんに言われたのです。
しかも、「気が向かないから水分はあまり摂ってません」とも言われました。
熱中症や感染症によく併発する脱水症は悪化因子の大きなもので、対処が大事ですね。
別にその患者さんをバカにするわけではなく、そもそも人間は自分の感覚と思考に基づいて、行動を起こします。
その異常行動にも、本人なりの合理性はあるわけです。
個人的にはカイロを使ってあっためるのはOKだから、水分は摂ってほしいし、無理なら点滴をしに来てほしいと思いました。
解熱鎮痛剤の裏の副作用として、軽くなった症状に安心して無理をして、余計に怪我や病気を悪化させるというものもありますね?
そういう意味でも、本来医療はもう少しデリケートであってもいいと思います。
(勿論、痛み症状の慢性化やストレス予防のために適度な解熱鎮痛は考慮されるべきですが)
また、発熱その他の症状が強いと体感の仕方や判断にも異常が現れます。
(これはいわゆる「せん妄」についても言えるでしょうか?)
そのへんは、自分の本音と社会的立場の乖離なども悪化のファクターとなりうるかもしれません。
こういう話をまとめるのは難しいのですが、要するに「人間は理性的な人間ばかりでも無ければ、いつでも理性を保てる人間ばかりでもないので、そういうものだということを知っておきましょう。」くらいが妥当でしょうか?
特に頑固な家族をお持ちの方は要注意だと思います。
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去年発症した家内の心的外傷
めざめたじいさん
昨年、それは突然やってきました。家内の目まいです。79歳の誕生日を祝うために、小さな宴を開きました。密かに計画を練り、息子たちのも手伝わせて、双子の義姉と共に祝いました。
「ハッピーバースデイ」を歌い、高価なものではないがそれぞれにプレゼントの品を揃え、最後のバースデイケーキ。密かに事を進めたのが間違いのもと。
嬉しそうな二人でしたが、次の朝、起き上がろうとしたときめまいに襲われたのです。ベッドに崩れ落ち呼吸は荒く、嘔吐の連続ですっかり消耗してしまいました。救急車で病院に運びました。
昨年は同じようのことが5回もあり、救急車だったり、私の来るまで病院に運びました。
昨年発症した日は、梅雨明けの蒸し暑い日でした。医師から「目まいは病気ではない」と言われ、特効薬がないことも知りました。
しかし、私は熱中症ではないかと思っています。5年ほど前に1回熱中症と同じ症状になり、本人は丁度飲み始めた薬の副作用と思っていたようです。それ以来、目まいが頭から離れなくなりました。また、あの状態になるのではと「心的外傷」と思われる状態が続いています。
最近、耳鼻科の医師が始めた「目まい科」にかかるようになりました。担当医は「必ず直ります、一緒に直しましょう」と温かい言葉をかけていただきました。
心的外傷だとすると、毎日不安に追い回されているようです。早く、家内の心から心的外傷が消えますように祈っています。
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夏は 黒酢に蜂蜜入りジュース でしょう
埼玉のシニア
最近熱く成ったので熱中症の言葉を耳にしますが、昔 日射病 と言われたものでしょうか。古い人間で博物館入り濃厚の歳になりましたので、今の新しい言葉がよく理解できないのです。76です、ハイ。
古い人間でも、新しいものを欲しがるものでございます。(危険ドラッグ)などは私の大いに気に入りの言葉ですが、さて、私も過去ゴルフ仲間が日射病になり、プレーを途中でやめてしまった事を思い出しました。矢張り水分をとらなかった事が原因ですが、気の毒でした。
老人になると、部屋の中でも熱中症になると聞いていますが、なるほど老人の仲間入りをしますと、確かに水分に気が付きませんね。トイレに行くことさえうっかりしますが、老人の思考はどうなってしまったんでしょうか。
それでいて未だ異性の事が気になり、時には発情しますが、それでも無いよりはまし、と変に張り切っています。ちびまる子さんと同じで夏は梅干しや酢のものと、おばあちゃんの教えよろしく、毎日欠かさず酢のものです。
黒酢に蜂蜜を入れ、濃厚にしてゴルフで飲んでいますよ。明日もそれです。万歳。
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経験者
ちびまる子
熱中症経験しました。大丈夫と思っても、突然やってきます。
最初は集中力がなくなった感じです。そして精神的にいらいら?何でこんなに暑いの!という感じで。自分の判断で少し休もうと決めた数分後、意識消失です。
デスバレー(アメリカ)、7月のことで、セッティングはちょっと異常ですが。
自力で運転してガスステーションに車を停めて、裏の修理場?に行き(何で?)そこで意識消失です。気づいたときはステーションのオフィスでパラメディカルの治療を受けていました。体温が非常にあがっていて、吐き気もひどく。再度失神しましたが、復活。入院にはいたらず、ホテルのエアコンのもと、水を飲み、塩分 (おせんべい)を取り、休みました。レストランのスープの塩分がとても美味しく感じられました。
水分をたくさん一度に口に入れるのは難しいので、翌日は少しずつコンスタントに水分を取りました。当然トイレも近くなりますが、それは腎機能のよいこと、と割り切って。
父は大分以前から、水と梅干、(塩)、ポカリと言っていました(先人は偉いなあ!)。
NYマラソンの研究で、ランナーは低ナトリウム血症になっていることが多いそうです。低ナトリウム血症は吐き気、嘔吐を促し、さらに脱水になりますし、脳にも異常を来たし、危険です。塩分補充もお忘れなく!
熱中症のあとも、何度か熱射病になってます。夏はまめに水分と梅干(好物!)を摂るようにしています。そして、日中(気温が高い間)の散歩はやめました。
大丈夫、と思っても我慢はしないこと!
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