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大学が開発 食品フェア

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新宿高島屋 六大学定食も登場

早大の「早稲田米」や明大の発酵食品「テンペ」、法大のふりかけ「バリ勝男クン」などもセットにした「東京六大学コラボ定食」(東京の新宿高島屋で)=松本剛撮影

 大学が開発した食べ物を一堂に集めたフェア「大学は美味おいしい!!」(来月3日まで)が、東京の新宿高島屋で開かれ、にぎわっている。今回7回目だが、過去最多の38校が計300点を出品。東京六大学の食品をセットにした定食も初めて販売されている。

 東大が出品したのは、海藻の一種「シーパイン」。植物プランクトンをカキの餌とし、そのカキが排出する窒素を活用して養殖。歯ごたえと潮の香りが特徴で、同大生物生産工学研究センター特任准教授の倉橋みどりさんは、「世界の養殖産業の成長はめざましい。日本も養殖した海産物を積極的に輸出していくべきだと訴えたい」と意気込む。

 立教大観光学部は、ワインの産地と観光を結びつける「ワインツーリズム」の研究の一環として、ワインの産地・長野県山ノ内町の企業と共同で、ワインに合うクリームチーズジェラートを開発。同学部教授の庄司貴行さんは「研究成果を首都圏で発信する絶好の機会だ」と話す。ほかに、熟成度を測るセンサーで厳選した牛肉のステーキ(慶応大)など6品をセットにした「東京六大学コラボ定食」は、1日100食限定で1680円(税込み)。

 地方の大学も、桑の葉を使ったかりんとう「くわりんとう」(信州大繊維学部)、休耕地で育てたサツマイモのタルト「おいちーたると」(新潟医療福祉大)など、多彩な食品を作っている。

 フェアには出品していないが、大学が開発した食べ物としては、近畿大が世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロ「近大マグロ」が有名。近大マグロを食べられる飲食店は、東京・銀座や大阪市にオープンして人気となっている。

 フェアを主催するNPO法人・プロジェクト88(新潟県長岡市)理事長の高橋菜里さんは「開発した食べ物で、よりわかりやすく大学や研究成果をアピールできる。受験生を獲得するために知名度を上げなければならないという事情もある。食べ物を通して各大学のスクールカラーも感じ取れる」と話している。

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