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歌手 前川清さん

一病息災

[歌手 前川清さん]股関節症(3)30歳頃から再び痛み

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 加入した「内山田洋とクール・ファイブ」が、1969年(昭和44年)にプロとしてデビューした。まだ20歳。それまで長崎から出たことがなかった。

 「地元で十分に食べていけた。だから、全国ヒットの欲はなく、怖そうな東京に行くのはいやでした」

 だが、大手プロダクションに移籍し、昼の人気テレビ番組に連日出演すると、たちまち売れ出した。その年のレコード大賞新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦に初出場。それから毎年のようにヒットを飛ばした。

 人気絶頂の「演歌の星」藤圭子さんと71年に結婚。しかし、1年で破局した。「お互い、まだ若くて、歌手だから、夫婦らしいことができなかった……」

 1か月の舞台公演も行うようになった30歳頃、また右足の痛みが始まった。マイクを持って一本立ちの歌のステージとは違う、立ち回りが原因らしい。

 「医者から足の手術を勧められたが、決心がつかなかった」。病名は「変形性股関節症」。上半身と下半身の継ぎ目で、足の付け根にある股関節。ここの軟骨がすり減ったり、骨の変形のため痛みが出てくる。小児期に股関節の治療を受けた人に多い。

 断続的な痛みで、眠れない日もあった。50歳を前に再び手術を検討したが、グループから独立してソロ活動をしており、仕事への影響を考え、また見送った。

◇         ◇         ◇

 歌手 前川清(まえかわきよし)さん 65

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