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来客対応 しつらえ工夫

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木箱で靴入れ作りなど 会話のきっかけにも

茶箱に和紙を貼った靴入れ(右)と脱衣カゴから作ったスリッパ入れ。「来客が多くても玄関をすっきりさせられる」と田原さん(横浜市で)

 年末年始の来客に備え、玄関や居間のしつらえを一工夫してみてはどうだろう。自宅にあるものや、100円ショップで買えるものでも出来る。スペースをすっきりさせたり、和風に演出したり。訪問客をスマートにもてなせる。

 「訪問客が多いと、玄関にあふれかえる靴が気になりますが、身近なものが活用できます」

 横浜市で工芸品などの販売店を経営する田原雅さん(41)は話す。日用品を自作する方法などを紹介するサイト「ジサキュ」(http://jisaq.com/)も開設している。

 田原さんが薦めるのは、カラーボックスなどで作った靴入れ。外側にベージュや乳白色の和紙を木工用接着剤で貼るだけで、正月風の趣の靴入れになる。

 自身は最近、古い木箱に赤、黒、白の和紙を貼った靴入れを作った。自宅では子ども2人を含めた5人家族で暮らしており、年末年始は来客が多い。げた箱に入りきらない靴などをビニール袋に入れて、この箱にしまうだけ。田原さんが使った木箱は、ふた付きの茶箱なので、高齢者の客が靴を脱ぎ履きする際の椅子代わりにもなるという。

 脱衣カゴに、布を敷いて和風のスリッパ入れに変身させる方法もある。田原さんは、カゴに半紙をちぎった紙片を障子のりで少しずつ貼り付け、表面に無臭タイプの柿渋を塗った。

 和紙などを額に入れ、壁に飾ると洋風の居間が和の趣になる。手ぬぐいの柄の部分、祝儀袋の水引、着物の端切れなどを額に入れてもいい。

 炎がゆらめくように見えるLEDキャンドルを、和紙で包んだ透明なグラスの中に入れて、居間のテーブルに置いても正月の趣が出せる。LEDキャンドルはボタン電池で点灯でき、100円ショップでも販売されている。

着物の端切れなどを額に入れて壁にかけ、和風の趣を演出(横浜市で)

 窓の外のべランダを、客に見せたくないときは、目隠し用のフィルムが役に立つ。ホームセンターなどで幅約90センチのものが10センチあたり100円台から販売され、窓ガラスに一時的に張るといい。

 「来客時には、会話のきっかけとなる場を作ることも大切です」と話すのは、大手家具チェーン「ニトリ」のインテリアコーディネーター、安孫子尋美さん。訪問客が通る廊下の壁際に、奥行きの浅い木製の台などを置いて、家族が写った写真を立てておくと、話のきっかけになる。ニトリ赤羽店(東京)では、装飾用の「コンソールテーブル ラダー」(3990円)が人気。壁に鏡をかけておくとその場が広く明るく見えて、客の目につきやすいという。

 ダイニングテーブルの椅子に座りきれないときに重宝するのが、背もたれのない椅子(スツール)だ。

 大手家具チェーン「島忠」商品部は「来客時の補助的な椅子として買い求める客が多い」と話す。一脚4000円程度から。重ねておけるタイプを選べば収納の場所も取らないですむ。

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