海原純子のハート通信
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自殺を防ぐ 「うつ」に気づくポイント
青森市の講演会場前で
10月6日、青森市の保健所主催の自殺予防を目的とした講演会に出かけました。市民の方が集まり、とても熱心に聞いてくださいました。自殺予防のため、いいネットワーク、心のネットワークを作りましょうというテーマでしたが、その中のひとつ「気づき」を取り上げてみたいと思います。
自殺は、その前に「うつ病」や「うつ状態」になっていることが多いものです。「うつ」に気づくことは自殺予防にもつながります。
「うつ」に本人が気づくポイントは
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周りの人に気づいてほしいポイントは
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「ちょっと変だな」と周りの人が気づいたら、声をかけてみる。一緒にお茶を飲みに行くなど、「話を聞く」ひとときを作ることがとても大切です。仕事が遅くなったり、学校の成績が悪くなったりしている背景に、「うつ病」が隠れていることは多いものです。
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めざめたじいさん
自認、燃え尽き症候群でも書いたのですが、妻はすっかり自身を失っているようです。私に責任があることが分かりました。先日のこと、私が掃除機を掛け、後...
自認、燃え尽き症候群でも書いたのですが、妻はすっかり自身を失っているようです。
私に責任があることが分かりました。
先日のこと、私が掃除機を掛け、後から妻がモップで拭いていました。握力がなくモップをしっかり絞れなかったので、モップの柄からはずれやすく困っていました。私が絞ってやると「私には一人でみな出来なくなった」と。さらに、拭き残しをさりげなく拭き直したので「いつもやり直しなんだ」と、寂しそうにいいました。
いままで見えなかったことが、二人だけになったら,よく見えるようになったのです。
夜中にうなされることが多くなりました。助けを求めていると分かり、「目を覚ましなさい、お手洗いに行って気持ちを落ち着けた来なさい」といいます。
今日も昼寝をしている最中うなされたようです。「私、どうも夢を見ているよう」と言います。「僕もいつもそんな気がしているよ」。歳をとると誰もが同じように感じていると思わせたいのです。
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