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はつらつ健康指南

健康・ダイエット

1人前鍋つゆ人気 1人暮らし増加受け

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食品メーカー各社から発売された鍋つゆの商品。1~2人分から使えるように小分けされている

 一人暮らしや、夫婦だけの世帯の増加を受け、食品メーカー各社が販売する「鍋つゆ」が少量化している。

 従来は家族で鍋を囲むことを想定した3~4人前が中心だったが、1~2人前から使えるものが目立つようになった。

 20年以上前から、袋詰めの鍋つゆを販売してきたダイショーは今月、初めて1~2人用の鍋つゆを発売した。「カット野菜でつくるお鍋」は、1人分の濃縮つゆと春雨が2回分入った商品。スーパーやコンビニで売られているカット済みの野菜1袋と鶏肉、水と一緒に鍋に入れて煮込めば、1人分の鍋ができる。同時に発売した「2人前お鍋用セット」は2人分の濃縮つゆと春雨が入ったセットだ。

 同社ではこれまで、3~4人用の1袋750gの鍋つゆを販売してきたが、「1人や2人の家庭でも、使い切れる量の鍋つゆが求められるようになっている」(広報担当者)と話す。

 鍋つゆの少量化の動きはほかにも見られる。エバラ食品工業は先月、濃縮された鍋つゆ1人分を小さなカップ型の容器に入れた「プチッと鍋」(6個入り)を発売。日本水産も今月、1人分を細長い袋に入れた「鍋スティック」(5本入り)を発売。いずれも、食べる人数に合わせて使うことができ、少人数の家庭にとっては便利だ。

 昨年、1人前のつゆをキューブ状に固めた「鍋キューブ」(8個入り)を発売した味の素によると、購入者の約4割が、1~2人暮らしの世帯だったという。「1人鍋でも使いやすい」「一人暮らしにはありがたい」との反響があり、一時は生産が追いつかないほどの売れ行きを見せたという。

 インターネット情報サイト「オールアバウト」で一人暮らし生活のアドバイスをしている河野真希さんは「鍋は、一人暮らし向きの料理」と話す。調理が簡単なうえに、野菜がたくさん取れ、鍋をそのまま食卓に出せるので、洗い物が少なくて済むからだ。「1人で食べるなら、食材は例えばモヤシと豚肉など、2品だけでもおいしくできる。冷蔵庫に残った食材を、好みの味付けで工夫して楽しんでください」と勧める。

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