わいず倶楽部
介護・シニア
乗馬体験…パッカ、パッカでいい運動
昨年のロンドン五輪・馬術競技に日本人選手最高齢の71歳で出場した
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大阪市天王寺区の平木よし子さん(62)と、大阪府茨木市の
今回、2人が乗ったのは、アミティエ(雄17歳)とデージー(雄11歳)。2頭とも人懐っこくおとなしい性格で、初心者の体験用には最適という。インストラクターの小野正雄さんと小林憲之介さんが基礎を教えてくれた。
レンタルのヘルメット、乗馬ブーツ、ボディープロテクターを身につけた2人は早速2頭の待つ馬場へ。手伝ってもらいながらあぶみに足をかけ、またがった2人からは思わず「高い!」の声。馬の背に乗ると目の高さは2メートル以上にもなる。「下を見ないで。背筋をまっすぐ」と小野さんからすかさずアドバイスが飛ぶ。
腹を軽く蹴るとスタート、手綱を引くとブレーキなどの指示動作を教えてもらい、基本の「
しばらくすると、平木さんは「よしよし」とアミティエの首筋をなでる余裕も。小野さんから「様になってきましたね」と声をかけられ、笑みが浮かんだ。
約30分間、「パッカ、パッカ」というリズムが心地いい「
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優良174施設を認定
全国の乗馬人口は、農林水産省の外郭団体・中央畜産会によると、約7万1000人(2010年)。最近はシニア層に人気で、会員数が国内で一番多い乗馬クラブクレイン(本社・大阪府羽曳野市)では、50歳代以上の会員が約35%を占めるという。
一般の人を対象にしている乗馬クラブが加盟する全国乗馬
同協会は、馬の頭数、乗馬指導者の配置などで審査する優良乗馬施設に174施設(3月末現在)を認定。乗馬技術を審査するライセンス(1~5級)も加盟の144クラブで認定を受けられる。
乗馬クラブを利用するには、入会金の他、月会費、1回ごとのレッスン料などが必要。服部緑地乗馬センターでは、入会金15万7500円、月会費1万8900円、1レッスン(45分)2100円などとなっている。
クラブに入会する場合、インストラクターの小野さんは「実際にクラブに足を運んで馬場の整備状況、指導者数、馬の頭数などを確認することが大事」とアドバイスする。
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八尋さん「こんなに楽しいとは思いませんでした。高さや揺れで少し怖さがありましたが気持ちよく乗れました。上手になって、今度は山や草原で乗ってみたくなりました」
平木さん「2年ほど前に乗ったことがあり怖くはなかったのですが、久しぶりなので脚が上がるか心配でした。でもうまくいって良かったです。馬は本当にかわいくて好きです」
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