海原純子のハート通信
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「幸せ」研究が活発化 日本でも学会設立
「幸せ」に関する研究は、この数年アメリカでは盛んになっています。特にウェルビーイング(幸せ、健康などの意味)と経済的ゆとり、ネットワークに関しての研究が盛んになっており、社会学者だけでなく公衆衛生学(パブリックヘルス)を専門とする医師を中心とした論文が発表されています。
ところで、こうした動きを受けて昨年設立された日本ポジティブサイコロジー医学会は、理事長が国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターのセンター長である大野裕先生、副理事長が慶応義塾大学教授でSFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表でもある坪田一男先生で、今年10月18日、第2回学術集会が開かれます。
その中で、「前向き思考がもたらす第三の自己の発見と現代社会 -ストレスケア病棟の治療と自然体験の重要性-」「Positive 情動の認知神経科学」「若者たちがこれからの人生を成功させるこつはこれだ!」「Positive Psychology and Health」などの講演が行われるので、詳細は後日、このコーナーで紹介します。
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