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身体表現性障害

人生それぞれ

「原因不明」とは「器質的疾患がみつからない」という意味でしょうか?異常がないにもかかわらず患者が苦しみを訴え、その訴えが慢性で命にかかわらない場合には、「身体表現性障害」という診断名があります。医師が患者の苦しみを「どこも悪くない」のだから「気のせい」だ、性格に問題がある」「甘えている」と言わんばかりに「不定愁訴」と片付け、全く同じ症状でも相手によって「更年期障害」扱いしたりすることが患者をいっそう苦しめ、症状を悪化させていることが多いようです。身体表現性は、対応する医療側の態度が問われます。漢方医はよく患者の話を聞くので、それだけで患者は救われます。漢方薬の効果には、そういう漢方医の態度も含めてのプラセーボ効果があると考えられますが、小麦粉でも2割のプラセーボ効果があるのですから、やはり、問われているのは医療者の態度ではないでしょうか。

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