薬
シリーズ
処方薬への依存(3)善悪の判断鈍って窃盗
処方薬依存患者が自宅にためていた抗不安薬や睡眠薬を確認する竹村さん(群馬県渋川市の赤城高原ホスピタルで) 睡眠薬や抗不安薬を多く服用すると、思考力や判断力が低下し、思わぬ事態を招くことがある。西日本の病院で看護師をしていた30歳代の男性Aさんは、睡眠薬が病的な窃盗癖を誘発し、人生が暗転した。 Aさんは、5年前、睡眠薬を飲み始めた。日勤と夜勤を繰り返す不規則勤務の中で、睡眠時間をなんとか確保…
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