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これなら安心! シニア向けスマホ

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パネル感度向上・24時間サポート

ソフトバンクモバイルは60~70代の講師によるスマホ教室を首都圏の6店舗で始めた(東京都渋谷区の「ソフトバンク表参道」で)

 スマートフォン(スマホ)に興味はあるが、使いこなす自信がない――。そんな不安を抱えるシニア層向けの機種やサービスが充実してきた。スマホデビューへ背中を押してくれそうだ。(安済卓也)

 調査会社のMM総研によると、昨年度の携帯電話出荷台数(4181万台)の71・1%をスマホが占めた。携帯電話の主流はスマホに移行しているが、携帯電話各社は、シニア層の本格的普及はこれからとみている。そこで、シニア層が苦手なタッチパネル操作の対応、機能の簡素化、問い合わせサービスの充実などで、スマホへの移行を促している。

(電)NTTドコモ

 NTTドコモが8月中旬に発売を予定するのは、「らくらくスマートフォン2 F―08E=写真=」(富士通製)で、端末価格(24か月間利用した場合、割引を含めた実質負担額)は2万円台後半。昨年夏の発売から今年5月までに50万台が売れた「らくらくスマートフォン」の後継機種だ。

 画面にタッチすると、本体の振動で指先がボタンを押したように感じる「らくらくタッチパネル」は、センサーの感度を良くし、より使いやすくなったという。使い方に迷っても、専用のコールセンター(無料)にワンタッチでつながる。

(電)ソフトバンクモバイル

 ソフトバンクモバイルが5月に発売した「シンプルスマホ204SH=写真=」(シャープ製、実質負担額は1万1520円)は、同社初のシニア向けスマホだ。

 使用頻度の高い通話やメールのボタンは、従来の携帯電話のように押しボタンとした。タッチパネルは誤操作防止のため、軽く触れただけでは反応せず、グッと押し込むことで初めて決定となる。

 両社の機種とも、機能は絞り込んでいる。例えば、スマホ購入後のアプリ(ソフト)追加などでの必要な設定が苦手な初心者は多い。このため、グーグルプレイなど外部のサイトからアプリを追加することはできないようにし、要望の多いアプリはあらかじめ内蔵した。

 インターネットなどの利用にかかるパケット料金は、両社とも月額2980円と割安な専用定額サービスを用意し、スマホに替えると料金が高くなるという懸念にも対応している。

(電)KDDI(au)

 一方、KDDI(au)がスマホ初心者に薦めるのは、アプリのダウンロードもできる「URBANO(アルバーノ) L01=写真=」(京セラ製、6月発売、実質負担額は約2万5000円)だ。違和感なくスマホを使い始められるように、従来の携帯電話と似たホーム画面に切り替えられる機能や、三つの押しボタンなどを用意する。

 また、初期設定や操作などに不安を覚える人向けに、会員制のサポートサービス「auスマートサポート」も6月に開始した。専任チームによる遠隔操作も交えた24時間体制の電話サポートなどが受けられる。

 このサービスの料金は最初の3か月分で3150円(以降は月額399円)だが、9月1日まではアルバーノなど対象スマホ購入者なら半額の1575円で利用できる。

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