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麺とソース別々「つけパスタ」好評

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 スパゲティを、別の器に入れたソースに絡めて食べる「つけパスタ」が注目されている。ラーメンのつけ麺に似た新メニューだ。

 東京・渋谷の飲食店「渋(3)(しぶさん)」は7月から、「つけパスタ」=写真=をメニューに加えた。ゆでたスパゲティを、小鍋などに入ったスープに絡めて食べる。スープは、ひき肉とタマネギをじっくり煮込んだミートソース風など4種類ある。価格は950円。同店の市川怜史(さとし)さんによるとラーメンのつけ麺を参考に女性向けメニューとして考案したという。「スープには様々な野菜を使っています。彩りのよさも楽しんで」

 初めて食べたという女性会社員(35)は「スパゲティに絡めるソースの量を加減し、味の濃さを好みに調整できるのもいい」と話す。

 自分で「つけパスタ」レシピを考案して楽しむ人も増えている。レシピを写真付きで投稿するサイト「クックパッド」では、これまでに約3000の投稿が寄せられている。冷製スープにつけて食べるアイデアなど、暑い季節向けのレシピも目立つという。

 江崎グリコは、ホームページでカレーにつけて食べる「つけパスタ」を提案。前夜の残り物のカレー400グラムに、めんつゆ(2倍濃縮)30ミリ・リットルと水1カップを加えて煮立て、カレーのつけつゆを作る。「めんは固まらないように、ゆでた後、水気を切ってオリーブ油を絡めるといいですよ」と担当者。

 日清製粉グループ「日清フーズ」は、つけて食べるスパゲティの専用ソース(「完熟トマト」と「ピリ辛ミート」の2種類)と専用パスタを2月に発売した。「当初の予想を上回る売れ行き」と担当者。意外性もあって、新しいパスタの食べ方が広がっているようだ。

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