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女優 遠野なぎこ さん 33

一病息災

[女優 遠野なぎこさん]摂食障害(1)思春期は弟妹の母親代わり

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 NHK連続テレビ小説「すずらん」(1999年)のヒロイン役をはじめ、テレビドラマや映画、舞台などで幅広く活躍している。

 3月に出版した「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」(ブックマン社)やテレビのトーク番組で、母との確執や自らの摂食障害などを包み隠さず語っている。

 母に抱きしめられたり、「いい子だね」と頭をなでられたりした記憶は全くない。それどころか「おまえは醜い」「太っている」「暗い」などと言われて、素直に信じていた。だから中学生の時、何人かの男子に告白されても、からかわれていると思って逃げた。

 「母による刷り込みに気づいたのは大人になってから。でも今でも、自分の姿を鏡で見るのは大嫌い」

 何かにつけて両親が自分を殴るのも普通だと思っていた。よく洗面器を抱えて鼻血を垂らしていた。「おまえはよく鼻血が出るね」と母に言われて、「そうなんだ」と思った。妹は殴られることはなかった。

 母が仕事や付き合いで留守にすることが多かったので、弟や妹の母親代わりだった。母に緊急連絡用のポケベルを持つように頼んでもだめだった。16歳の時、4歳の妹がカップラーメンの熱湯でやけどをした。母が不在のため、自分が病院に連れていったが、未成年では手続きもできず、悔しい思いをした。

 女優 遠野(とおの)なぎこ さん 33

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