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医療相談室

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遺伝性乳がん・卵巣がん心配

 乳腺症があり、毎年乳がん検診を受けています。おばが50歳代前半で乳がんになり、卵巣がんにもなっています。遺伝性のがんのことをニュースで知り、私も心配です。(49歳女性)

遺伝カウンセリングに相談

山内 英子 聖路加国際病院ブレストセンター長(東京都中央区)

 心配は、ごもっともです。あなた自身やご家族を守るため、必要な情報はしっかりと把握して、一つずつ選択していきましょう。

 ご自身が遺伝している可能性があるか調べるためには、まずは、ほかの血縁者の中にもがんの方がいらっしゃらないか、しっかり聞いてみることが大事です。

 おばさまが乳がんと卵巣がんになっており、遺伝性乳がん・卵巣がんの原因遺伝子であるBRCA1あるいは2に、変異(遺伝子の一部が異なり機能が変わること)を遺伝的に持っている家系という可能性は十分にあります。

 しかし、血縁者全員が、変異を持つわけではありません。遺伝性乳がん・卵巣がんは、親から子へ50%の確率で遺伝します。遺伝子検査は、採血するだけでできますが、保険がきかないため、20万~30万円近くかかります。

 遺伝子に変異があると、乳がん、卵巣がんになりやすい傾向があります。早くからの検診や女性ホルモンを抑える薬の服用などで、発症を予防し、早期発見に努めることができます。

 こうしたことを、わかりやすく説明し、一緒にどうすればいいのかを考えていくのが、遺伝カウンセリングです。

 遺伝カウンセリングや遺伝子検査を行っている施設は、日本乳癌学会班研究のホームページ(http://www.hbocnet.com/)で調べることができます。まずは、遺伝カウンセリングの窓口を訪ねてみてください。

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