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俳優 佐藤B作(さとうびーさく)さん 64

一病息災

[俳優 佐藤B作さん]胃がん(1)人間ドック まさかの結果

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 早稲田大学在学中から舞台に立った。テレビドラマや映画でも活躍、喜劇を追求してきた。

 病気知らずだったのに、2007年の年末、人間ドックで胃がんが見つかった。受診のきっかけは、その年の秋、舞台で共演した亡き中村勘三郎さんの一言だった。

 「最近、お酒が残るみたいじゃない。ちゃんと定期検査、受けてる?」

 舞台袖で声をかけられて、はっとした。確かに2年以上、健診を受けていなかった。すぐに人間ドックを予約した。

 がんとわかり、まず驚いた。両親ともに、脳出血で亡くなり、身近にがん患者はいなかった。「血圧には気をつけていたけれど、まさかがんとは。酒もごはんもうまい。信じられなかった」と振り返る。

 医師は「がんの広がりは、おなかを開けてみないとわかりません。すぐに手術が必要です」と告げたが、翌春まで、主宰する「劇団東京ヴォードヴィルショー」の地方公演があった。

 「座長の僕がいなくなるのはまずいと思いました。僕の頭には降板という文字はなかった。自覚症状もなかったし、当時は、まだがんの怖さを知らなかったから」

 08年4月23日、ファクスで胃がんの手術を受けることを公表した。同29日の千秋楽を終えて、すぐに入院、5月1日に手術をした。

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