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(3)どうすれば病気を防げるか

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 多くの病気は予防できます。生活習慣の改善や運動によって、カロリーのバランスをよくしたり、運動器を柔軟にしたりできます。

 健康診断で体のすべてがチェックされていると思っている方々がいるかもしれません。ですが、行かないよりはいいのですが、おおざっぱなチェックです。

 例えば、家族歴をみると心筋梗塞になる可能性の高いことがわかる人に、普通の健康診断をしても防げないですよ。心臓血管の専門ドックでは、12項目の検査があります。普通の健康診断では、せいぜい3項目です。それであなたの心臓は大丈夫ですと言うのは、ほとんど何もみていないのと同じです。

 がんも同じでしょう。普通の健康診断で、1ミリ、2ミリのがんが見つかるわけがありません。がん検診では、内視鏡で腸をみる特殊な検査を行ないます。

 脳の血管に関してもそうですね。脳ドックを受診すれば、未然に防げる脳出血、脳梗塞もあります。

 健康診断という言葉に、惑わされないようにしてほしいと思います。

まずは生活習慣の見直しから

 多くの病気は悪い生活習慣からはじまります。改善の方法はいろいろありますが、基本的には食事制限が大事です。

 そして睡眠時間。早寝早起きです。多くの現代人は体のリズムに逆らったような生活をしています。車に例えるなら、ハンドブレーキかけたまま、アクセルをふかしているようなものです。体が朝に起きて、それから仕事をはじめると、スムーズに動きだします。

 喫煙は百害あって一利なしです。

 運動をしないと、体のカロリーが十分にまわっていきません。エネルゲンがたまってしまって、体の中で燃えなくなってしまいます。食べても元気が出ない、太ってしまう悪循環に陥ります。常日頃から運動しておくことが大切です。石炭をくべれば、ちゃんと燃える習慣をつけるのです。

 東京に住んでいる方で、生活リズムが知らず知らずの間に狂ってきている、そういう方がたくさんおられます。心の悩みの病気になる方もいますが、体の調子もなんとなく悪いという人には、どんな忠告をしたらいいでしょうか。

ポイントは「自律神経」

 私ならこう言います。「自律神経を鍛えましょう」。それが体調を良くすることにつながるし、病気になるのを防ぐこともできると思うのです。

 自律神経といっても、はじめはピンと来ないと思いますが、難しくありません。

 手をあげなさい、目を閉じなさい、立ちなさい。こうした動作は、神経がそう命令するからできるわけです。

 ところが、今、腸の動きよくしなさい、ホルモンの動きよくしなさいといってもできません。これらは自律神経によって機能しているものだからです。

 神経には自分の意思で動かせる随意神経と、自律神経のような不随意神経があります。

 そして、その自律神経にも2通りあります。交感神経と、副交感神経です。

 交感神経は行動するときに使われます。走るときには心臓の動きが早くなってもらわないといけません。脈を早くする、血圧をあげる、そういうものが交感神経です。

 副交感神経は逆の動きをします。心臓をしずめたり、汗をかいて冷やしたりします。

 この自律神経を鍛えられないと思っている人たちがいますが、はたしてそうでしょうか。

 
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