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ボンジュール!パリからの健康便り

医療・健康・介護のコラム

子どもの歯の矯正は保険適用

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 パリに来て気がついたことの一つに、中学生くらいの子供達がほとんどといって良いほど歯科矯正器具を装着していることだ。友達としゃべりながら、時々ニカーッと笑う口元に銀色の針金が光っている。こちらの子供達にとっては、もうそれが当たり前のようである。

 フランスでは16歳までの歯科矯正はほぼ100%健康保険が適用されるのである。もちろん健康保険が認めた上限の費用を越えなければ、の話である。たとえ一部自己負担があったとしても、日本の歯科矯正費用に比べたらはるかに安い。永久歯が生えそろった年頃の子供の母親は、子供の歯科矯正にとても積極的だ。こうやって子供のうちに歯科矯正をしてしまうので、大人になって矯正している人は少ないが、それでも時々見かける。

 大人の場合は保険が効かないので、費用は高額になるし、仕事をしていたりする場合は見た目も重要なので、透明な器具や歯の裏に装着するタイプをつけている場合もある。全額自己負担で8000~10000ユーロくらいだろうか。

 少しでも歯並びが悪いと、なぜ矯正しないのかと聞かれる。大人で矯正している人の中で意外と多いのは、東洋人や中近東の外国人達である。また顎変形症の場合も保険が適用される。顎変形症の手術を保険で治療し、そして自己負担で歯科矯正をし、まるで別人のように美しくなったフランス人男性を知っている。

 あごの手術をしたおかげで顔の輪郭が左右対称となり、笑うと白く綺麗に並んだ歯が光る。フランス人は、男女ともとても歯に気をつかっていると思う。歯科検診や歯垢除去を定期的に行う人が多い。ただホワイトニングはまだアメリカなどに比べると需要が少ないような気がする。自己負担100%で600ユーロくらいするホワイトニングは締まり屋のフランス人には高額なのであろう。

 その代わりといってはなんだが、靴クリームのような匂いのするボルドー色のホワイトニング歯磨き粉が昔からあって、磨いているうちに歯がボルドー色に染まってしまうのではないかと心配するほどだが、意外とそうでもなく、コーヒーや紅茶で変色した歯が少しは白くなった気がする。

 フランスの健康保険も赤字財政に悩まされているが、確かにこれだけ色々保険適用されるのであればパンク寸前というのも不思議ではないかも。

 
今週のトピック

家族より友人が大切
 パリ・エクスポ会場で開かれたシニア・サロンの調査によると、高齢者は家族や配偶者よりも友情をもっとも大切にしていることがわかった。信頼度は1位が友人で66%、2位が家族で21%、そして配偶者が最下位の13%という結果となった。友情は苦しみを克服するためになくてはならないものとし、友人に 打ち明け話をすることで癒されるという。高齢者の4人に1人は友人のためなら命を危険にさらすことだっていとわないと答えている。

■ 今週の一句

酔ったふり してしな垂れる 花の宴

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ボンジュール!パリからの健康便り_古田深雪_顔120px

古田深雪(ふるた みゆき)

1992年渡仏。
1997年より医療通訳として病院勤務。

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1件 のコメント

矯正第1号?

ぷかぷか

最近、海外のテレビで中学生?か高校生?はたまた、社会人?になったような若者達が歯の矯正器具をつけたままで、生活していることが不思議でした歯の矯正...

最近、海外のテレビで中学生?か高校生?はたまた、社会人?になったような若者達が歯の矯正器具をつけたままで、生活していることが不思議でした

歯の矯正器具は永久歯は生えそろった時期ものと思っておりました

そろそろ半世紀???(歳がバレる~)
になりそうですが、小学生のときに私めも歯の矯正を行いました
今に思えば、顎変形症になりそうだったのか?
この地域では初の矯正器具のおかげで歯並びは良かったようです
今の器具と違って、器具の一部が舌を挟んだりと痛い思いしたことだけは、覚えていますが・・

かかりつけ歯科医がはじめて行った矯正だったらしく、それから何年も後輩歯科医等に私の歯並びを見せては自慢されていましたね!






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