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5件 のコメント

味方はかならずいる

toohuudoo

何か憂鬱な気分のときは、
「今じぶんは気持ちが落ち込んでいるようだ」とはっきり認識することから
解決が始まると思う
人間は集団の中で味方を作ろうとする本能がある。
他者への善意といわれるものは、
「情けは人の為ならず」ということわざの正しい解釈、つまり、
人に情けをかけるのは、自分の為である、という意味で、この
ことわざは人間本能の真髄をついている。つまり、そうするとこで、
自分の味方を作ろうとする本能なのである。
情けをかけたら、何かの得をするという意味ではなく、そうだとすると、
これは卑小なことわざになってしまう。
善意を施したり、道徳律を守ったりするのは孤立しないためのものであり、
それに反する事をしたと思うと、味方を失った、孤立した、という気分になる。
これは悲しい気分を誘発する。
少々へまをしたりして、
「今自分は落ち込んでいるぞ」と意識したら、
「いやこんなたいした事もない事でみんなが自分を敵にしたり、
疎外したりはしてしないぞ、少なくともあの友達は味方だ」
などと考えれば気が楽になると思う。
もう一つ、無理に笑顔を作らない事だ。
もっとも自然な表情がいい。自然な表情とはニュートラルな表情の事である。
心が表情を作るだけなのでなく、表情も心を作るからだ。
作り笑いは自分を卑屈にする。そして、自分に対して実に悪い心理的影響がある。
それに人はそういう作り笑いは敏感に感知する能力を持っているので、逆効果
でもある。

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自分らしさを忘れない!

ニカニカ

海原先生のお言葉に共感しました。私も思い当たるところがあります。言った後にあんな事を言ったけど、気を悪くしてないかな?と思って落ち込んでしまうことが・・・
 自分が不安なときは、一番の友達に相談して、気持ちを切り替えます。

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体験と認知機能のコントロール

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

昨日、爆傷研究会という会で防衛医大の先生が面白い発表をされていました。

爆発による衝撃モデルを胸部に経験させたマウスを解析したところ、認知機能の低下が確認されたそうです。
老化、細胞周期調節、アポトーシスなどの神経活動に関わる遺伝子の発現が変化していたそうです。

研究段階であり、マウスの行動異常や逆に成長した部分の調査はまだとのことでしたが、この実験の背景にあったのは、従軍兵における精神障害、記憶障害、集中力低下などの高次脳機能障害の発現です。
(僕は、戦場と一般社会の違いによる適応障害の問題が関係している部分もあると思います。認知の種類や肉体の反応などの項目によっては進化している部分もあると思います。)

とはいえ、高次脳機能障害がただの機能低下とは限らないことが医学的によく知られています。
いわゆる普通や一般の範疇から外れている超人であることもよくあることです。
そう考えれば、体験からの環境適応や進化という発想でとらえることもできます。

例えば、細かい解析と大ざっぱな理解とどちらが優秀でしょうか?
おそらく、日本では前者の方が有効とされています。
そういう文化だからです。

けれども、国(環境)によってはそうではないですね?
多分、衝撃にさらされると、その経験をもとに適応するシステムが人間に備わっているんだと思います。

しかし、思えば、人類の歴史の中でこれほど多くの人間が高度文明を享受しているのは「おかしな」ことで、だからこそ、適応障害としての気分・精神障害が起こっているのかもしれません。
そういう意味では、ここに書かれているような認知コントロールの技術は重要になってくると思います。

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めりはりをつける

笑顔で対決

人間、他人の目が気になるものですね。でもそんなこと気にしていたら自分を失ってしまいます。それでも凡人が世間様の目を気にせずに好き勝手なことをやっていたらこの世の中は混乱が起こります。さあどうしよと考えてもなかなかいい知恵は浮かんで来ません。かの孔子様でも、60才を過ぎて初めて
「己が欲するままに事をなし、道を越えず」とおっしゃってます。我々若造も年寄りも、なかなか到達できない心境です。

でも一つやろうと思えばできることがあります。条件はただ一つ。美徳と思われている「恥」を忘れることです。そんな恥ずかしいことはできないと考え込む前にまずやってみるのです。

でもちょっと待って。電車の中でいきなり大声を出すのではありません。起こす行動の目的が社会的に認知されているかどうかの確認は大事です。どういうことか。電車の例で言えば、お年寄りや妊婦の方が電車に乗ってきて、席を探して迷っていると「直感」したら、迷わず声を出して「どうぞ」というのです。目が不自由な肩には、躊躇せず「お手伝いしましょうか」とはっきりと声に出してみてください。大方の場合は、相手が笑顔を見せてくれるので、笑顔を返すだけです。

社会の弱い人々人に手を差しのべる一方、「強者」にはチャレンジします。またどういうことか。会社の株主になって、株主総会で挙手して、発言します。中身は何でもいいのです。自分で勉強し、おかしいと思ったことについて質問するのです。見ず知らずの沢山の人の中で、声を出す自分の存在を恥ずかしいと思っても、着実に自分が変わっていくのが実感できますよ。

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力付けられました!

小籠包

海原先生の貴重なお言葉に諭され、大変力付けられました。仕事の場合は特に自分の「豊かな」想像力のお陰で落ち込んでいるケースが多いことも再認識しました。大変貴重なアドバイスをありがとうございます。今後は「もう一回頑張ろう」を自分のモットーにしたいと思います。

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