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俳優 萩原流行(はぎわらながれ)さん 59

 メディアなどでお馴染みの芸能人、有名人だって、一人の人間として病気や心身の不調と向き合っています。苦しかった経験や、病によって気付かされたことなど、率直な思いをお聞きします。

一病息災

[俳優 萩原流行さん]夫婦でうつ(1)苦しみを分かり合えた

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 「僕は役者だから、人を喜ばせるのが仕事。病気のことを話すのも、それでほかの人が少しでも楽になるなら、それも使命なのかなと思っているからです」

 個性際立つ演技派俳優として活躍してきたが、8年ほど前、長年そううつ病(双極性障害)を抱えていることを公表した。不安神経症などの診断を受けている妻のまゆ美さん(60)とともに、うつなどのつらい症状と向き合ってきた。公表以来、うつに関する講演会や対談に夫婦で参加し、体験を語っている。

 2009年には2人の闘病記を発刊した。それぞれの子ども時代から、出会いと結婚、発症の経緯や闘病まで、山あり谷ありだった夫婦の日々を赤裸々に描き、驚きとともに静かな共感を呼んだ。

 「うちの夫婦はよく40年も続いたなと思います。彼女の寛大さもあるし、病気によってお互いの痛みや苦しみを理解し合えたことが、あったからかもしれませんね」

 同じ劇団の役者仲間として知り合った2人は、22歳で結婚。まゆ美さんは、後に劇団を辞めて専業主婦になり、俳優業を陰で支えてくれた。

 しかし、まゆ美さんのほうが、先に発症することになる。

 「女性問題など、僕の行動が彼女を苦しめ、病気の引き金になってしまったのです」

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