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見えざる病変 レントゲン・アーベント

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

今日は放射線科関西地方会(レントゲン・アーベント)に行ってきましたが、孤発性腹腔動脈乖離を単純CTで見つけた例という発表がありました。



専門でないと分かりにくいかもしれませんが、血管の病変を造影剤なしで見つけるのは困難です。

また、機械が進歩する前は造影剤を使ってさえ小さい病変見えないこともありました。

それが、機械の進歩とそれを使いこなす人間の進歩によって見えるようになったということです。



ちなみに、発見の契機は、その血管の先にある供血臓器の機能不全です。

血液がうまく届かないものですから、下痢になったり、感染(胃腸炎)をおこしたり・・・



小さな病変ですから、あると思ってみないと医者の目をすりぬけてしまうんですね。

もしかしたら、僕の目をすりぬけたものもあるかもしれません。



機械が進歩しても、人間がついていけなければしゃあないんやなあ・・・と、考えさせられてしまいました。

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