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乾燥みそ汁 名店の味…揚げナスごろり、塩分控えめ
暑いうちは「今日は、まあ、いいか」と献立から省きがちだった「みそ汁」が、必須の季節になってきた。そこで、味も食感も進化を続けるフリーズドライ(真空凍結乾燥)のみそ汁を集めてみた。肌寒く、忙しい朝も、これでホッとできそうだ。
素材の味や香りを保ったまま凍結させているフリーズドライは、お湯で簡単に戻せ、しかも、おいしいとの定評がある。
長期保存にも適しているのも特徴で、宇宙食などにも採用されていて、日本人宇宙飛行士などにも重宝がられているという。
素材を生かす
〈1〉の天野実業の「減塩 なすのおみそ汁」は、近年の健康志向の高まりを受けて、9月に新たに発売された「減塩みそ汁」シリーズの一つだ。
1食あたりのナトリウムを従来品と比較して25%もカットしている。フリーズドライなので、ナスやネギなどの素材の味が十分に楽しめる。
ちなみに、この会社は2008年から、日本南極地域観測隊にフリーズドライ商品を支援物資として届けているそうだ。
つきぢ田村が監修
〈2〉は、マルコメの人気シリーズ「名店監修のみそ汁」の新商品で、「つきぢ田村」が監修した。
信州の赤系
さけ茶づけの技術
永谷園の場合、フリーズドライ技術は、1970年発売のロングセラー商品「さけ茶づけ」がスタートという。
その技術の進化形が、9月に発売した〈3〉だ。合わせ味噌に、ゴロッと入った揚げナスと、白ネギ、ワカメのみそ汁で、家庭の手作りのみそ汁を再現しているという。(経済部 石丸律行)
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