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介護・シニア

腰痛の予防・治療(4)投薬で痛み治まらなければ手術

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椎間板ヘルニアのMRI画像。矢印の部分が飛び出している(大阪厚生年金病院提供)

 腰痛が出てきたとき、日常生活を普通に送れる程度であれば、数日様子を見ます。長引いたり、脚にまで痛みが広がったりする場合、整形外科を受診してください。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症の可能性があります。

 それらの疾患で痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤、血流をよくする循環改善剤、筋肉のこわばりをとる筋弛緩(しかん)剤、ビタミン剤などで治療を試みます。ここ数年、痛みの伝達を抑える薬も使われるようになって効果を上げています。

 それでも痛ければ外科手術をします。椎間板ヘルニアは、腰の骨の間でクッションの役目をする椎間板の一部が飛び出した状態です。その部分を取り除き、神経への圧迫をなくします。全身麻酔をし、30分程度ですみます。内視鏡手術も行われ、こちらは1時間程度で終わります。

 ゴルフなど、運動もできるようになります。ただ、クッション機能が元通りになるわけではなく、手術後、腰を大事に使う必要があります。

 同狭窄症は文字通り、脊柱管が狭くなる疾患で、骨を削って脊柱管を広げる手術をします。全身麻酔で、1か所約30分かかります。

 いずれの手術も、1~2週間で退院できます。(講師は大阪厚生年金病院脊椎外科部長の細野昇さん。連載記事は渡辺達治が担当しました)

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