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海原純子のハート通信

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「一無二少三多」をご存じですか?

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人間ドック学会学術大会の懇親会で歌を披露する筆者

 9月1日、2日の2日間、東京フォーラムで第53回人間ドック学会学術大会(会長=和田高士・慈恵医大教授)が開催されました。人間ドックで健康状態をチェックし、見つかった異常を生活習慣で改善していこうという「チェックケアプロモーション」がテーマになっており、特別企画として「一無二少三多」がスローガンになっていました。

「一無二少三多」

 みなさん、一体何だと思われますか?

・「一無」はタバコを吸わない――無煙。

・「二少」は少食、少酒――食べ過ぎ、飲み過ぎを是正する。

・「三多」とは、(1)多動――しっかり動く(2)多休――きちんと休む(3)多接――多くのサポートやネットワークを持つ。


 というエビデンスのある健康スローガンのもと、活発な意見交換が行われました。

 私は経済的ゆとり感とがん予防知識、がん検診受診率や喫煙率、運動習慣とのかかわりの発表をしたほか、特別企画の「多接」の座長をさせていただきました。

 「多接」の講演をしてくださったのは、東北大学大学院の辻一郎先生で、まわりの人とのネットワークや信頼関係が、ストレッサーの軽減に役立つというお話を震災地でのデータをもとに発表され、人とのつながりが希薄になる現代では新しい形のネットワーク作りが大切という提言が行われました。


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海原純子ブログ_顔87

海原 純子(うみはら じゅんこ)

1976年東京慈恵会医科大学卒業。日本医科大学特任教授。医学博士。2008-2010年、ハーバード大学及びDana-Farber研究所・客員研究員。現在はハーバード大学ヘルスコミュニケーション研究室と連携をとりながら研究活動を行っている。

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1件 のコメント

総合的科目チームでの研究がほしい

無くせばほかが増える

基本、よく噛めるかどうかありきで人間ドックだとは考えてます。 歯根膜に適度の刺激で誘発される事はいろいろあります。 ドックの検査結果も便利でいい...

基本、よく噛めるかどうかありきで人間ドックだとは考えてます。



歯根膜に適度の刺激で誘発される事はいろいろあります。

ドックの検査結果も便利でいいとは思いますけど、歯科と連携してかみ合わせなども合わせた研究ってないのでしょうか。



運動するにも歯をかみあわせますから。

口をあいたままで運動すれば判ると思います。

今の時代だからこそ、歯科、精神科、ペイン科、そのほかの科も連携して総合的に個々にあった指導がいいのではと考えています。



ドックの検査値や喫煙、飲酒の有無を全面に押し出すよりはいいんじゃないでしょうか。



「一無二少三多」もいいことです。

でも、噛まずに食事している方が出来る事ではないと感じています。

「一無二少三多」の前に歯科検診もいいものです。歯根膜に働きかける刺激は有用でしょう。



精神的な事で血圧さえ影響を受けるのですから精神科もチームにいれるべきではないでしょうか。特に多忙な医師のバックアップにもいいとは思います。



「一無二少三多」って健康増進法の一部ではないでしょうか。言いかえただけにも感じます。

どうも、内科系、歯科系、精神科系、外科系とバラ状態ですから、まとまってみてはどうでしょうか。バランスという観念がほしいです。

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