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女優 古村比呂さん 46

一病息災

[女優 古村比呂さん]子宮頸がん(3)大がかりな追加手術

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 今年2月、自身のブログで「ご報告」と題して、子宮(けい)がんの手術を受けたことを公表した。「良くも悪くも反響があると覚悟の上です。隠して普通に暮らせるほど強くはないから」

 ブログには多くのコメントが寄せられた。同世代の患者からも多く、励まされた。育児や仕事に追われ、自分の健康管理を後回しにしていたのは、自分だけではないことを知った。

 手術では、子宮の出入り口である子宮頸部の一部を切除した。「円すい切除」と呼ばれる施術だ。心身の負担は軽く、入院は2泊3日で済んだ。

 2週間後、切除した組織の診断結果を聞くため病院に行った。診察室に入ると、主治医が「お一人ですか」と戸惑った様子を見せた。がんが周囲の組織に広がっていることがわかり、子宮と周囲のリンパ節なども切除する大がかりな追加手術が必要になったという。神経の損傷による排尿障害や、足がむくむリンパ浮腫が起こるおそれもある。

 生きるための手術と頭では理解できても、子宮を失うという現実を受け入れるのはつらかった。

 手術当日の3月13日朝、「大変お世話になった子宮に今日、さよならします」とブログを更新した。

 「子宮は、最後まで、痛みもなく、静かなまま。『3人の子供を育ててくれてありがとう』と、感謝しながらお別れしました」

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