文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

オトコのコト 医師・小堀善友ブログ

妊娠・育児・性の悩み

勃起は健康のバロメーター

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 今回は、勃起障害(ED)の話です。

 「最近、朝立ちしなくなったな~」と感じていらっしゃる方はいませんか? 脅かすわけではありませんが、大きな病気が隠れているサインかもしれません…。

EDの原因に動脈硬化も

 EDは、血管と神経の病気です。動脈硬化により、血管が詰まってしまうため、勃起ができなくなってしまうのです。また、糖尿病などにより神経の障害が起こることによっても、引き起こされます。

 

 上のイメージ図をご覧ください。これは血管の内腔の太さを表しています。1番左は、陰茎の動脈(太さ1~2mm)。2番目は、心臓の冠動脈(太さ3~4mm)。3番目は、脳の血管(太さ5~7mm)。

 

 もし、動脈硬化が原因でEDになったとしたら…太さ1~2mmの比較的細い血管が詰まってしまったことになります。ということは、さらに動脈硬化が進んで、次につまるのは心臓の血管かもしれません。

 勃起ができなくなっただけなら、そう心配しない人もいるかもしれませんが、心臓の血管が詰まってしまったら一大事です。

 陰茎の血管は非常に細いので、血管の不調はまずEDになって現れます。実際、EDがある人では、心血管系の死亡率が2倍になる、というデータも出ています。EDは心筋梗塞や脳梗塞よりもずっと前に起こる症状です。

 つまり、オトコの最初に自覚できる健康のバロメーターであるといえます。EDを治療すること、EDをきっかけに生活習慣を見直すことは、性生活のためだけではなく全身の健康のためでもある、ということなのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

オトコのコト_小堀善友顔120px20150821

小堀善友 (こぼり よしとも)

泌尿器科医 埼玉県生まれ

2001年金沢大学医学部卒、09年より獨協医科大学越谷病院泌尿器科勤務。14年9月から米国イリノイ大学シカゴ校に招請研究員として留学。専門分野は男性不妊症、勃起・射精障害、性感染症。詳しくはこちら
主な著書は『泌尿器科医が教えるオトコの「性」活習慣病』(中公新書ラクレ)。詳細はこちら

オトコのコト 医師・小堀善友ブログの一覧を見る

17件 のコメント

女性の場合、どんな兆候が

めざめたじいさん

 昨年から目まいに悩まされている妻、脳のMRIを撮った。特段の異常は見つからなかったが、脳の一部に白い部分が見つかる。脳梗塞だという。かつて起こ...

 昨年から目まいに悩まされている妻、脳のMRIを撮った。特段の異常は見つからなかったが、脳の一部に白い部分が見つかる。脳梗塞だという。かつて起こったものか、進行中であるかは不明。

 目まいが始まったのは、梅雨明けに急に暑くなり、脱水からくるものと言われた。熱中症に一度罹ったことがあり、目まい、吐き気で動けなくなった。先日は、観光船に乗りカモメに餌をやっていたら、目の前にカモメが飛び交う様子を見ていて気分が悪くなった。

 今現在、目まいになる不安が大きくなり、神経科の医者に相談したところである。しかし、必ずしもいい解決法はない。薬も効かないし、気分の問題だと自分でも思いはじめている。

 男性の勃起が健康のバロメーターだとしたら、女性にはそれに変わる指標はないものだろうか。

つづきを読む

違反報告

鶴亀はいつまでも同じ舟に乗り

埼玉のシニア

コーラスの同志で同じ老人大学で、同じ科で勉強してきた方(女性)のご主人が前立腺肥大で悩んでいる、と困った様子。色々話を聞くと本人ほ立ちくらみなど...

コーラスの同志で同じ老人大学で、同じ科で勉強してきた方(女性)のご主人が前立腺肥大で悩んでいる、と困った様子。
色々話を聞くと本人ほ立ちくらみなど更年期障害なのか気分が安定せず、旦那との接触も長い間全くないと言ってました。事実は解りませんが。

旦那の病気がわずらわしいようで、もうほったらかしの状態のような話しぶり。
長期のセックスレスの人たちに共通なのは
1、一方が病気で泣く泣くレス状態
2、一方が興味がなく出来ない状態
3、一方が亡くなった
などがあげられますが、この女性の場合は娘が結婚してその孫に掛かりきりになったことが発端のようでした。

私が考えるに他人の孫に手を掛けても、最終的には二人だけの生活になることに気がつくのが遅すぎると思うのです。勃起の出来なくなったご主人を、まるで汚いものでも見る様な言動や、そぶり。
旦那にも半分は責任ありですが、夫婦なのですから、鶴と亀との祝い船に乗って舟は出たのですから、早いうちに修復して最後まで仲良く添い遂げていきたいものですね。勃起不全は女性にも責任あり、が私の持論です。

めざめたじいさんのように助け合いながら、10分の風呂にも奥さまを心配し、タオル手に持ち急いで出てくるなどほほえましく、これが真の夫婦の関係だと思います。パンツぐらい履いてきなさいよ、は言葉の綾取り。愛しているのです。

つづきを読む

違反報告

いつまでも男は雄々しくありたいもの

めざめたじいさん

たそがれ親父さん、他人ごとながらおめでとうをいいたい。還暦前でしたらなおさらです。傘寿を前にしても朝のテントは嬉しいものです。8年間の尿器状態が...

たそがれ親父さん、

他人ごとながらおめでとうをいいたい。
還暦前でしたらなおさらです。傘寿を前にしても朝のテントは嬉しいものです。
8年間の尿器状態が解消されることを祈ります。

家内は一昨日にも目まいが起こり床に就きました。医師に「目まいで死ぬ人はいない」と言われ症状が出ると静かに寝ていることにしています。機能は消化の良いものを少し食べましたが、歩くとふらつくと言います。

しかし、金融機関の若者が来ると、目まいを忘れ甲斐甲斐しくお茶を運び、お菓子を用意します。言うなれば、本能的に若い男性の精気を吸収したいのだと思います。若い車のセールスマンにも同じような行動をとります。まだ、女性の本能が残っているのでしょう。

マシュマロがなくとも、羽二重餅がいただけなくとも、いつまでも雄々しくあれよと愚息に申しつけています。起て、マイボーイ!

つづきを読む

違反報告

すべてのコメントを読む

最新記事