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今こそ考えよう 高齢者の終末期医療

yomiDr.記事アーカイブ

宮本顕二・礼子 プロフィール

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宮本顕二

 

 1976年、北海道大学医学部医学科卒業。現在は北海道大学大学院保健科学研究院機能回復学分野教授。

 呼吸不全、酸素療法、呼吸リハビリテーションについて教育、研究、診療を行ってきましたが、5年ほど前から高齢者終末期医療についても関心を持つようになりました。そのきっかけは、5年前、家内につれられてストックホルム近郊の認知症施設を見学したとき、その担当医から、スウェーデンでは高齢で終末期に食べられなくなっても胃ろうや点滴などの人工栄養は行わず、自然経過に任せていると聞かされたことです。

 他の国ではどうだろうかと思い、毎年、国際学会のたびに現地の高齢者介護施設を見てまわっています。

宮本礼子

 

 1979年旭川医科大学卒業。北海道大学医学部第二内科同門。現在は桜台江仁会病院(札幌市)認知症総合支援センター長・内科部長として、物忘れ外来、内科外来、認知症治療病棟を担当。日本内科学会認定内科医、認知症サポート医、日本老年精神医学会専門医、高齢者終末期医療研究会代表。

 内科医として高齢者医療に携わっている中で、認知症医療の重要性を認識し、2006年に物忘れ外来を開設しました。高齢者を身体と精神の両面から診療することを実践しています。

 また、日々の診療の中で、我が国の高齢者終末期医療のあり方に多くの疑問を感じています。そのため、呼吸器内科を専門とする夫と共に、諸外国の高齢者終末期医療の実情を視察し、高齢者が望む終末期医療のあり方を研究しています。

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201206終末期ブログ_サブナビ

宮本顕二、宮本礼子

宮本顕二(みやもと けんじ)
1976年、北海道大学医学部医学科卒業
北海道大学大学院保健科学研究院機能回復学分野教授

宮本礼子(みやもと れいこ)
1979年旭川医科大学卒業
桜台江仁会病院(札幌市)認知症総合支援センター長

ブログは2人が交代しながら書いていきます。

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4件 のコメント

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ブレスレットを作って下さい

フー子

Do not resuscitate。。延命治療禁止。。のブレスレットを私は自分で作って 常用しています。これは英国のオバちゃんが胸にこの入れ墨...

Do not resuscitate。。延命治療禁止。。のブレスレットを私は自分で作って
常用しています。これは英国のオバちゃんが胸にこの入れ墨をしていた!
。。。のニュースから思いつきました。
これだけ理不尽な治療を望まない。。の自己主張と一つとしてブレスレットを
是非広めたいと思う者です。

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時間の価値についての考え方で決まると思う

あすあす

鹿児島の介護老人保健施設の施設長をしています。終末期については考えさせられることが多く、ネットで記事を読んで、ここに来ました。私は、家族が延命を...

鹿児島の介護老人保健施設の施設長をしています。
終末期については考えさせられることが多く、ネットで記事を読んで、ここに来ました。

私は、家族が延命を望むのは、その立場を考えれば当然で(早く死んでくれという人はいないはず)、聞かなくてもわかります
問題は、延命させられる人が、どう考えているのかが一番大事だと思います
家族は、必ず「私は○○と思う」と自分の気持を入ることが多く、本人の代弁になっていないので、常に気づいてもらうような働きかけをしています。
また、決定に際し最も大事なのは、延命された時間の価値を、家族がきちんと説明できるかにあります。
今の状態で、天井を見ながら生きていきますが、ご本人にとってはその時間はどのような時間になるのでしょうか、と問いかけます。
家に連れて帰って一緒に暮らしますから時間がほしいのでPEG造設をという方もいらっしゃいました。
延命による時間の価値についてよく考えれば、悔いのない選択ができるのではないかと思い、家族と話し合うようにしています。
ちなみにうちの施設では5つの選択肢を提示して悩んでもらっています
自然な看取り、点滴、IVH、鼻腔栄養、PEG
それぞれのメリット・デメリット、延命の効果について説明し、残された時間の過ごし方に合う選択をされれば、いずれを選んでも正解であることを伝えます
今の日本では、死に対する考えがまとまっていませんので、それぞれのケースでよく悩むことが必要と今は思っています。

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今まさに!

リリーズママ

この一週間、急に終末期について家族で考えています。 主人の母(82歳)が医療法人の老人ホームに入所して一カ月で肺炎で救急搬送、危篤を乗り越え3週...

この一週間、急に終末期について家族で考えています。


主人の母(82歳)が医療法人の老人ホームに入所して一カ月で肺炎で救急搬送、危篤を乗り越え3週間ぶりにホームに戻りましたが、翌日からまた高熱、意識はあり受け答えもできますが、食事となると一切口を開けずに頑なに閉じたままです。


一応点滴はしていますが、病院ではないので十分とはいえず、この先どうしますか? 延命なら再度入院すればそれなりに、静かに看取りならば、ここでできる範囲の事で・・・とお話がありました。


急ぎ直系で話し合い、口を開かないというのは本人も延命を望んでいないのではないか、5年間で次々と襲う病気との闘病生活(肺がん、脳腫瘍、パーキンソン病)もあり、本人も家族も頑張ったのでこれ以上は自然にまかせようとなったようです。


動物は死期が近ずくと群れから外れひっそりと最後を迎えるといいます。人間も動物ですからそういう感じがあるのでしょうか。


私達夫婦もこのような状態になった時の意思表示は前もってしっかりしておきたいと考えさせられました。義父にもお願いしたいところです。


寝たきり老人のいない国、理想です。

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