わいず倶楽部
介護・シニア
中高年向けダイエット(4)作りおき 冷凍保存お薦め
冷凍した牛肉とキャベツの重ね煮(左)と、切り干し大根の煮物を手にする小西さん
ダイエットだからと言って、肩に力を入れて、「手作りの料理を作らなくては」と考える必要はありません。忙しくて料理をする時間がない場合は、コンビニエンスストアや、スーパーなどの総菜を活用しましょう。
例えば、昼食にコンビニで「おでん(卵、ちくわ、大根、コンニャク、ジャガイモ)、おにぎり1個、ほうれん草のごまあえ」を選べば、バランスの取れた立派な健康食になります。
お薦めは、冷凍保存です。1週間分を作りおきしておきます。私も大学で教えていた頃は忙しく、週末しか料理はできませんでした。切り干し大根やひじきの煮物、煮魚、焼き魚、牛肉とキャベツの重ね煮、青じそハンバーグ、野菜スープなどです。
ただし、コンニャクや豆腐、生野菜、ゆで卵など冷凍に不向きな食品もあります。
20年間指導した栄養学講座では、受講生約850人の4分の3が目標の減量を達成しました。平均で体重を5キロ、腹囲を6センチ減らしました。
上手に手を抜いて、持続できる献立を考えましょう。人生を楽しみながらでも無理のないダイエットはできます。(講師は武庫川女子大名誉栄養クリニック長の小西すずさん。連載記事は、浜中伸之が担当しました)
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