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高齢者向け 下半身の筋トレ(2)ゆっくり下肢引き上げ

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下肢引き上げは足首の力を抜き、ゆっくりと膝を伸ばす。背筋はまっすぐに伸ばし、反り返らないようにする

 年を重ねるにつれ、「脚が細くなったなぁ」と思われる方は多いのではないでしょうか。これは、速く歩いたり、歩幅を広げたりする時に働く筋肉である「大腿四頭筋」が弱ってきたためです。

 太ももの前面にあり、元気な方と、足腰が弱って軽度の介護が必要になった方を比べると、その筋肉量は、2~3割違います。

 大腿四頭筋を鍛えるには、前回紹介した「大腰筋」の場合と同じで、椅子を用意して下さい。座ったまま膝を伸ばし、かかとを浮かせる「下肢引き上げ」という体操が効果的です。4秒かけて膝をゆっくりと伸ばし、4秒かけて下ろす。この動作を左右10回ずつ繰り返します。焦らず、ゆっくりがポイントです。

 かかとを上げる高さは、7~8回目で「少しきつい」と感じる程度が良いでしょう。かかとを浮かせている状態で、太ももを触ってみると、筋肉が硬くなっているのがわかります。重りなどの道具を使わず自分の脚の重さを利用するので、それぞれの体格や筋力に合った鍛錬になるのです。

 大腿四頭筋や大腰筋を鍛えていれば、歩くときの姿勢がぐんと良くなります。すると、つまずいて転倒することも防ぐことができます。(講師は、和歌山大教授=体育学=の本山貢さん)

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