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外反母趾対策 靴選びが重要

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 足の親指(母趾(ぼし))が、小指側へ向くように曲がり、付け根が出っ張てくるのが外反母趾です。靴を履くと擦れて痛んだり、赤く腫れたりします。患者の9割が女性で、足の裏に痛みを伴うタコができるケースが多く見られます。

 足の指は、親指から小指の付け根にかけて、やや盛り上がったアーチ状になっています。ハイヒールや足型に合わない靴を履き続けると、アーチを支えるじん帯が弱って足幅が広がり、体の重みを分散させるバランスが崩れるために発症すると考えられています。加齢とともに筋力は低下するので、アーチも保ちにくくなります。

 症状の進行を抑えるには、イスに座って素足で「グー」「パー」を繰り返したり、タオルを足の指でつまみ上げたりする運動が効果的です。

 靴選びも重要です。痛みのために横幅のある靴を履くのが良いと思われがちですが、逆効果です。つま先に余裕のあるかっちりした靴がお薦めです。重症の場合は、手術の選択もありますが、切った骨が固まるまで数か月を要します。しばらくの間、松葉(づえ)生活となりますので、足腰の弱っている高齢者には大きな負担になります。

 アーチを復元させる中敷き「足底板」をあつらえるだけで歩行時の痛みは軽減されます。当院を含め義肢装具士と連携した「靴外来」を設けている整形外科医もあり、専門医に相談してみてください。(聞き手・渋谷聖都子)

 小林整形外科クリニック(神戸市東灘区)院長 小林恵三さん

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