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タレント はるな 愛さん 39

一病息災

[タレント はるな愛さん]性同一性障害(3)手術後も残った悩み

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 高校に入学後、わずか3か月で中退し、飲食店で働いた。店では、ニューハーフが歌や踊りを披露し、来客を楽しませていた。

 幼い頃から「アイドル歌手になる」という夢があった。店のステージに上がり、芸能人になった気分で歌声を響かせた。

 ある時、テレビ局が取材にやってきた。

 「夢に近づいた気がしました。どこから見ても女の子に見えるように、かわいくなって、もっとテレビの取材に来てもらえるようになろうと思いました」

 女性の体を手に入れるため、性別適合手術(性転換手術)も受けた。「手術を受けることは親に言えませんでした。でも手術前に母親に電話して声だけ聞き、涙を流しながら手術台に向かいました」

 手術で自分の嫌だった部分がなくなると、肩の荷が下りた気がした。何よりうれしかったのは、女性用の服や水着を着られるようになったこと。女風呂にも入れるようになった。

 ただ、それでも周囲の人が女性と見てくれないこともあった。当時、付き合っていた男性の親族からは、ニューハーフであることを理由に別れを迫られた。

 「手術をしても生理はこないし妊娠もできないことはもちろん分かっていました。大変な手術であったけれど、たくさんある悩みの一つが解決しただけだったのです」

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