文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

赤ちゃんケア【有料会員限定】

yomiDr.記事アーカイブ

産後こそ母親学級を

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 これまで、赤ちゃんや子どもに様々な症状が出た時の対処の仕方についてお話ししてきました。

 本来なら、産院を退院する時に、「おめでとうございます。生まれてすぐの赤ちゃんはお熱を出すことは少ないですが、もしもお熱を出したら、3か月未満の場合はすぐに小児科医を受診してくださいね」と声をかけながら、子どもの救急電話相談ができる各自治体設置の「#8000」や「#7119」などの情報を伝えるのが理想だと思います。

 「小児救急ホームケアガイド こんなときは、どうするの?」(小児救急看護認定看護師会編集)、「こどもの救急」(日本小児科学会編)など、赤ちゃんの急な症状への対応をわかりやすくまとめた冊子も出ています。こうした冊子が、予防接種の情報と共に、すべての出産直後のお母さんの手に渡るといいな、と思います。

 妊娠中には「母親学級」がありますが、産後にはありません。かつての私もそうでしたが、小さないのちを守ろうと張りつめている新米ママに向き合うと、産んだ後こそ母親学級が必要だと感じます。そこで、私のクリニックでは月2回、隔週水曜日に座談会形式で育児の悩みを語り合いながら、赤ちゃんの病気のケアの仕方を伝える「ひだまりクラス」を開いています。

 私が1人目の子どもを産んだばかりの時に「こんなところがほしかった」と思っていた、ほっとできる場所を作るのが目標です。産んだ後の母親学級が、全国で当たり前に開かれるようになるといいと思っています。こういった予防医療や患者教育も保険の適用になれば、普及につながるのではないかと思います。(ひだまりクリニック院長、佐山圭子)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

赤ちゃんケア【有料会員限定】の一覧を見る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、ヨミウリ・オンライン(YOL)、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。

最新記事