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(2)ムリない運動で介護予防

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インストラクターの指導で水中ウオーキングをする利用者たち(セントラルウェルネスクラブ新浦安で)

 実はどこのジムも中高年が一番のお得意様だ。時間に余裕があるこの世代向けに平日昼間の利用を割引し、介護予防や腰・膝・肩の痛み対策のプログラムを用意するところも多い。

 中でも初心者にお勧めなのは、プールの中で歩く水中ウオーキングだ。顔を水につける必要もなく、泳げなくても参加できる。

 セントラルウェルネスクラブ新浦安のチーフインストラクター岩田昌子さん(43)は「水中では立っているだけでも運動効果があり、足腰の痛みなく全身運動ができる」と特長を語る。

 肩までつかれば、浮力で体重が10分の1になり、膝や腰への負担は軽くなるのに、水の抵抗によって手足を動かすだけで筋肉に負荷がかかる。水圧が肺や血管を押し、血流や心肺機能も良くなる。

 肩を回しながら歩けば肩こりに、水を蹴りながら歩けば膝痛により効果的。インストラクターが様々な動きを指導するプログラムに参加するのがお手軽だ。

 陸上でも、東急スポーツオアシスは早稲田大学と共同開発した介護予防効果があるプログラムを用意する。ボールを足先で操り、太極拳や手足を伸ばすストレッチ、脳トレーニングも組み合わせた1時間の運動だ。

 膝の手術後に参加した川崎市の佐藤君子さん(81)は、「家にいたら動かなくなり、すぐ寝たきりになったでしょう。無理なく運動でき、仲間と旅行も楽しんでいます」と語る。閉じこもり防止効果も大きいのだ。

 ほかにも青竹踏みを取り入れた転倒予防プログラムや、シニアでも楽に操作できる独自の筋トレマシンを用意するジムもある。自分に合った運動法を探し、元気な老後を目指そう。

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