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「いつもと違う」伝えて

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 熱が続き、だんだんぐったりしてくると、様々な検査が必要になることがあります。初日にわからなくても、次第に特徴的な症状が出てきて診断の参考になることもあります。

 熱が続き、入院が必要なケースは呼吸器感染症、髄膜炎、敗血症、尿路感染症などの感染症や川崎病などの病気が多いです。

 敗血症は、感染した細菌が血液に入って全身に回り、重い症状になる病気です。

 尿路感染症は、尿道から膀胱、尿管、腎臓への細菌感染です。多くは、うんちに含まれる大腸菌が尿道から逆行します。生まれつきの尿路の問題で膀胱から尿管に尿が逆流して起きることもあります。

 こうした細菌感染症には抗菌薬(抗生物質)を点滴するなどして治療します。

 川崎病は、高熱が続き、両目が充血し、唇は赤く、舌はイチゴのようにぶつぶつが目立ち、体に発疹が出ます。手足がぱんぱんに腫れ、首のリンパ節も腫れ上がります。BCGの予防接種をした部分が赤くなることもあります。

 川崎病の症状がはっきりする場合は診断しやすいのですが、症状がそろわず、診断しにくいこともあります。全身の動脈が炎症を起こし、心臓に後遺症が残ることがありますが、治療は確立していて最近では後遺症はまれになっています。

 これらの病気は、どれもぐったりした感じが強いのが特徴です。小児科医はお母さんの「いつもと違う」という言葉に敏感です。そんな時は、迷わず医師に相談して「いつもと違う」ことを伝えてください。(ひだまりクリニック院長、佐山圭子)

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