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網膜剥離で手術 再発防ぎたい

 網膜剥離になり、手術を受けました。今後、再発しないようにするにはどうしたらいいでしょうか。日常生活で気をつける点などありますか。(43歳女性)

目への激しい衝撃に注意

竹田 宗泰 桑園むねやす眼科院長(札幌市)

 網膜は、光を感じる細胞が集まる組織で、眼球の形を整える「硝子(しょうし)体」を包んでいます。硝子体はゼリー状の物質で、何らかの原因で網膜に穴が開くと、硝子体の液が網膜の下に漏れ、網膜がはがれてしまいます。これが網膜剥離です。放置すると、失明につながります。

 加齢に伴って起こるほか、もともと網膜に薄い部分がある人は穴が開きやすく、注意が必要です。家族に患者がいる場合も、発症する確率が少し高くなります。

 網膜に薄い部分がある人は、網膜剥離の手術を受けても、同じ目の別の部分に穴が開いたり、反対の目で網膜剥離が起きたりすることがあります。場合により、半年から1年ごとに検査が必要になります。

 白いものを見た時に、黒い点や糸くずのようなものが動いて見える「飛蚊症(ひぶんしょう)」の症状が出た時は要注意です。症状が急激に出た場合は、網膜に穴が開き、血管が破れて硝子体に出血している可能性があり、早急に眼科を受診してください。

 目にボールが当たるなどして、網膜に穴が開くことがあります。目には激しい衝撃を与えないよう気をつけましょう。穴が開いても、すぐに網膜剥離は起こりません。剥離する前にレーザーで焼く治療を受ければ、網膜剥離を予防できます。

 日常生活では、手術後に穴が塞がったら、重い物を持つなど力を入れる行為をしても問題ありません。不安があれば、網膜剥離に詳しい眼科医を受診し、相談してみてください。

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