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医療相談室

変形性関節症

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へバーデン結節で痛み

 手の中指と人さし指の爪の近くが腫れて痛みます。へバーデン結節と診断され、治療法はないと言われました。症状を軽くすることだけでもできないのでしょうか。(71歳男性)

手を使わず 安静保つ

坪川直人 新潟手の外科研究所所長(新潟市)

 ヘバーデン結節は、爪に近い指の第1関節がコブ状に腫れる病気で、変形性関節症の一種です。同じく、関節が変形する関節リウマチと間違えやすいですが、異なる病気です。

 診断はエックス線検査で行います。関節が壊れたり、骨棘(こつきょく)と呼ばれるとげ状になった骨が確認されれば、ヘバーデン結節と診断します。指の爪に近い部分に水ぶくれのような出っ張りができることもあります。

 45歳以上の女性に多く、すべての指に起きる可能性があります。遺伝的な要因や、甲状腺などのホルモン異常が原因と考えられていますが、はっきりしたことは不明です。仕事や趣味で指をよく使う人ほど、なりやすい傾向があります。

 完治させる治療法はありません。痛みが強い場合は、できる限り手を使わないようにして安静を保つことが大切です。痛みが続く場合は、テーピングや金属の板などで固定し、関節があまり動かないようにすると、楽になります。

 痛みが取れなければ、痛み止めの薬を飲んだり、痛みを取る成分が入った軟膏を塗ったりします。ステロイド剤入りの薬を関節内に注射する場合もあります。

 それでもよくならなければ、痛みの原因になっている骨棘などを取り除く手術をします。関節が脱臼して横にずれるなどしている場合は、関節を固定します。

 日本手外科学会のホームページで専門医を紹介しています。一度、専門医を受診してみてはいかがでしょうか。

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