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ミチコさんの人“性”塾

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自慰物語 (2) 聖書の記述から

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 自慰が「オナニー」とよばれるのは、『旧約聖書』創世記第38章の由来によることは、多く方の知るところです。

 オナンはユダの子で、兄にエルがいましたが、エルは罪を犯して死んでしまいます。エルに子どもはいませんでした。ユダヤ法によれば、子なき場合、未亡人は他人と結婚できません。夫の兄弟が兄に代わって彼女の腹に子を宿してあげなくてはなりませえん。そこでオナンは、エルの妻タマルと交わりをもつことになったのですが、途中で何も兄の子をつくってやることもないと、性交を途中でやめ、地に精液を漏らしてしまいました。オナンのしたことを不快に思ったエホバの神は、オナンを死なしめてしまいました。

 エホバの神は、なぜ、オナンを殺すほどに立腹したのでしょうか。

 精液を外に漏らしてしまっては、生殖に結びつかないからです。このことから、キリスト教では、生殖の目的をもたない性行動は罪悪と考えるようになったのです。

 「自慰」はまた、「マスターベーション」と呼ばれています。「マスターベーション」とは、手淫の意です。ラテン語のMasturbareが語源で、分解するとmanus(手)、turbare(みだす)が合成されたもの。「手で淫する」とは、なんともおぞましい語感ではありませんか。

 続きます。

◇        ◆         ◇

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高柳美知子さんブログ_顔87

高柳美知子(たかやなぎ・みちこ)

1931(昭和6)年、東京生まれ。中学・高校の国語教師などを経て、現在は“人間と性”教育研究所所長。

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1件 のコメント

エホバってそういう神様なの

もらすおす

タマルはせっかくいい気持ちになっているのに、オナンがしたことは許せない。私がセックスしているとき、中折れする殿方がいます。もう少しで登り詰めると...

タマルはせっかくいい気持ちになっているのに、オナンがしたことは許せない。

私がセックスしているとき、中折れする殿方がいます。もう少しで登り詰めるときに萎んでいくときの無念さ、女性でないと分からないでしょうね。でも、私はその殿方に指で奉仕させます。本物より結構楽しめます。

エホバはオナンがしているところを見ていたの?
タマルはそのあと、自分で慰めたと思いますが、これもオナニーでしょうか?

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