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医療部発

医療・健康・介護のコラム

「車内で化粧」 は気にならない?

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 記者の高梨です。9月30日掲載の「車内の音漏れ 許せる?にたくさんのコメントありがとうございました。

 「どなりつけるべきだ」から「全く気にならない」まで、実に多様な受け止め方があり、考えさせられました。イヤホンの音漏れは、鉄道会社の車内マナー啓発ポスターにも登場しますし、よろしくないふるまいというのが一般的な受け取り方なのかなと思っていましたが、なかなかどうして、一概にそうとは言えないのかもしれないですね。

 ただ、個人的にちょっとわからないなあと思ったのは、「気にならない」というコメントの中であげられていた「電車の走行音のほうがずっと大きいじゃないか」といったご意見です。電車の走行音は、電車を利用する以上、避けられないものですよね。人のイヤホンの音漏れは、それとは違いますからねえ。

 と、言ってはみたものの、では他の乗客のおしゃべりはいいのか?と言われたら、それもそうなのです。あんまりうるさければ、やはり注意される場合があるでしょうし、されなくても不快に思っている人はいるでしょうしね。

 そう考えていくと、例えば、よく批判される車内での化粧は、そもそもどうしてマナー違反と言われるのでしょうね。音がするわけでも、強いにおいがするわけでも、場所をとるわけでもないのに。かくいう私も、車内での化粧はやめたほうがいいと思います。ただ、自分や自分の身内がしたら恥ずかしいのでいやだけど、他人がする分には何とも言えない・・・と思ったりしています。

高梨ゆき子 社会部で調査報道や厚生労働行政を担当し、2008年12月から医療情報部。医療政策や医療安全を中心に取材。おすすめ映画は「ディア・ドクター」。今年の目標「節酒」。

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医療部発12最終300-300

読売新聞東京本社編集局 医療部

1997年に、医療分野を専門に取材する部署としてスタート。2013年4月に部の名称が「医療情報部」から「医療部」に変りました。長期連載「医療ルネサンス」の反響などについて、医療部の記者が交替で執筆します。

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8件 のコメント

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化粧するくらいなら

超保守派

隣でだろうが前であろうがまったく気になりませんね。 みんな気にしすぎなのか、自分が無頓着なのか。 それより、いかにも体調悪いぞ感 丸出しの咳やク...

隣でだろうが前であろうがまったく気になりませんね。
みんな気にしすぎなのか、自分が無頓着なのか。

それより、いかにも体調悪いぞ感 丸出しの咳やクシャミしてる人のほうが気になる。
隣で化粧しようが別に病気になる訳ではないけど、風邪ひいても無理して
会社に出ようする人の、風邪を他人に移しても構わない心なさが気になる。

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人前での化粧

猫舌℃

遠くにいるときは仕方ないので「ショー」レベルに考えていますしかしとなりでされるとなぜかくしゃみや鼻水が止まらないので席を立ってしまいます。地方の...

遠くにいるときは仕方ないので「ショー」レベルに考えています
しかしとなりでされると
なぜかくしゃみや鼻水が止まらないので席を立ってしまいます。

地方の電車内での駅弁の感覚が残っているのではないでしょうか

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コンセンサス

粉が飛ぶだのいろいろ理由をつけている人がいますが、結局「化粧をしている人を見ると気分が良くない」というのが本当の理由ではないでしょうか。それは単...

粉が飛ぶだのいろいろ理由をつけている人がいますが、結局「化粧をしている人を見ると気分が良くない」というのが本当の理由ではないでしょうか。それは単に化粧が人前でするべきことじゃないと一般的に思われているからでしょう。
つまり、着替えをしたり鼻をほじったりするのと同じように、化粧も「人前でするべきことではない」というコンセンサスが多くの人々にあるからだと思います。
しかしそれが最近崩れ始めているのです。もちろん他人を不快にさせる行為なのですから、ほめられることではないと思いますが、時代や文化によってそういうコンセンサスは変わってくるので、個人的には仕方が無いような気がします。

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