時代の証言者・垣添忠生「がんと人生」【読者会員限定】
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(17)初の英語論文 「海外進出」
都立豊島病院には2年間勤務しましたが、医療事故以外にも忘れられないことがあります。 「子供の陰嚢(いんのう)が腫れている」と受診に来られました。生まれて間もない男児で、触ってみると骨みたいに硬いのです。 新生児は被曝(ひばく)の感受性が高いため、放射線検査は慎重にしなくてはなりません。ためらいながらもレントゲン写真を1枚だけ撮ったところ、胎児の背骨、肋骨(ろっこつ)や、手足のような骨の構造が…
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