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鎮痛薬「リリカ」続けて大丈夫?

 4年前に首をむち打ちし、頭痛や気分の悪さ、首・肩の張り、凝りがあります。かかりつけ医から処方された「リリカ」(商品名)という薬を飲むと症状が消えました。飲み続けても大丈夫ですか。(43歳女性)

徐々に減量、不安な時に服用

小川節郎 駿河台日大病院院長(麻酔科)(東京・御茶ノ水)

 一般的に、むち打ち症による様々な症状は長期間続き、作用が異なる複数の薬を同時に服用したりする薬物療法をずっと続けることが多くなります。

 しかし、痛み止めとしてよく使われる「非ステロイド性消炎鎮痛薬」は、胃腸に潰瘍ができるなどの副作用が出ることがあり、注意が必要です。

 質問者が服用しているリリカは、非ステロイド性消炎鎮痛薬とは作用が異なり、興奮した神経を鎮める働きがあります。昨年6月に発売された新しい薬で、神経が傷つくなどして起こる、帯状疱疹(ほうしん)後神経痛などに効果が期待できます。

 首や肩の張りや凝り、頭痛や気分の悪さは、むち打ちで痛んだ首の神経が異常に興奮して起こっている可能性があります。リリカで症状が治まっているのであれば、神経の興奮が抑えられていると考えられます。

 通常、鎮痛薬は痛みが消えれば服用をやめますが、リリカは、少量ならば飲み続けても問題ありません。

 ただ、過剰に服用すると、眠気や抑うつなどの副作用が出る場合があります。定期的に血液検査などを受け、体の調子に異常がないかどうかを確認することが必要です。また、いずれは徐々に減量していってほしいと思います。

 服用をやめることに不安を感じるのであれば、「調子が悪くなったら、その時だけ少し飲む」などと考えると、気が楽になると思います。ペインクリニックを受診し、服用について相談することをお勧めします。

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