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連載・健康プラス

(2)毎日朝食 リズム整える

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 一人暮らしを始める新入生や新社会人は、体調と生活リズムを整える朝食を毎日とる習慣をつけたい。

 朝食は、睡眠中に低下した体温を上げ、体や脳にエネルギーを供給し、活性化させる。朝食抜きだと、授業中に集中力が低下したり、仕事でのミスが多くなったりしかねない。

 とはいえ朝は忙しい。大学生協京都事業連合の管理栄養士、飯田朋子さんは「朝食は段取り。前夜に準備をしておき、電子レンジを活用すればバランスよく食べられる」と話す。

 夕食のご飯をおにぎりにしたり、おかずを少し多めに作ったり。そのまま食べられるバナナやハム、チーズ、洗うだけでよいトマトやキュウリもお薦め。

 朝、電子レンジだけで作れる献立も便利だ。前の晩に具材を切って容器に入れておく。例えば豚汁は、肉や薄く切った野菜、だし、水、みそを入れておけば、レンジで加熱するだけでできる。

 食材は、エネルギー源となる炭水化物、筋肉や血液など体を作るのに欠かせないたんぱく質、ビタミン類やミネラル、食物繊維のバランスを心がけたい。

 「朝食をしっかり食べられるよう、起床時間を毎朝同じにして生活リズムを作ってほしい。夜更かしもしなくなる。この習慣をつけることが健康維持のポイント」と飯田さんは話す。(岡安大地)(健康プラスは今回で終わりです)

 朝食にお薦めの食べ物

 エネルギー源となる

  パン、おにぎり、クラッカー

 たんぱく質を多く含む

  ヨーグルト、ハム、卵、ちりめん じゃこ

 ビタミン・ミネラル源となる

  レタス、トマト、バナナ、プルーン

 (飯田さんの話などをもとに作成)

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