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タレント グレート義太夫(ぎだゆう)さん 52

一病息災

[タレント グレート義太夫さん]糖尿病(3)血糖値低下 腎不全の前触れ

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 2003年から毎年、演出家の蜷川幸雄さんの手がけるシェークスピア劇に出演した。シリアスな劇の合間に場を和らげる「道化」の役。「刺激も、やりがいも、ありました」

 06年は全国各地を巡った後、本場イギリスでの公演が控えていた。ところが、稽古の最中に突然、物が二重に見え始めた。糖尿病による神経障害が原因だった。

 公演の間に教育入院。体重を5キロ落とし、ようやく医師のゴーサインが出た。

 イギリスでは日本語での公演にもかかわらず、劇場は連日満員。義太夫さんの場面も爆笑を誘った。「街を歩いていても『見たよ!』と声を掛けられるんです。感激でした」

 達成感からか、帰国しても体調は良かった。目の障害も消え、自宅で測っている血糖値も低かった。07年1月の受診を最後に、病院から足が遠のいた。

 だが、それは腎不全の前触れだった。腎臓の機能が衰えると、インスリンが分解されにくくなって増え、血糖値は下がる。「まったく知らずに糖尿が良くなったと思いこんでいました」

 腎臓では赤血球を増やすホルモンが作られる。そのため、腎不全になると貧血を起こす。その年の夏頃から、歩くだけで息切れするようになり、激しいめまいと吐き気がした。

 07年10月、東京医大を受診。「すぐに人工透析と輸血を」と宣告された。

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