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就寝中に膣辺りがぞわぞわ

 10年以上前から年2回程度、就寝中に(ちつ)の辺りがぞわぞわし、目が覚めます。太ももも腫れるのですが、トイレで排尿し、太ももをさすると症状は治まります。何かの病気でしょうか。(31歳女性)

神経因性膀胱で残尿の可能性

 
奥井 伸雄院長 よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック(神奈川県横須賀市) 

 経過が長いことから、がんなどの悪性腫瘍の可能性は低いと考えられます。それほど心配する必要はありません。今回は、可能性の一つと考えられる「神経因性膀胱(ぼうこう)」という病気について説明します。

 この病気の人は、先天性の脊椎の病気や脳血管障害など、様々な原因により、膀胱の神経が十分に働かなくなってしまいます。そのため、排尿後も膀胱に尿が残ることがあります。

 質問者は、小学生の頃から神経因性膀胱があった可能性もあると考えられます。長年、残尿があると膀胱が変形し、「憩室(けいしつ)」という余分に尿がたまる部分ができます。だいぶ前から神経因性膀胱になっている人は、残尿があっても、尿意を感じず、気がつかないことがよくあるのです。

 膀胱に尿がたまると、周辺の組織を圧迫します。両脚にはリンパの流れがありますが、周辺組織が圧迫されると、この流れが悪くなり、両脚の太ももや女性器などがむくんできます。特に就寝中は、気付かないうちに、尿を膀胱にためすぎてしまうため、なおさらです。

 太ももをさすると症状が改善するというのであれば、リンパの流れが良くなって、むくみが解消したためとも考えられます。

 また、別の原因で直腸の神経が障害を受けた場合、これによって便秘になると、周辺組織への圧迫はさらに強まります。

 泌尿器科や内科などを受診し、隠れた病気がないかどうか調べてみて下さい。

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