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タレント グレート義太夫(ぎだゆう)さん 52

一病息災

[タレント グレート義太夫さん]糖尿病(2)血糖値下がると、また大食

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 1995年夏。自宅で倒れて救急車で運ばれ、糖尿病と診断された。

 父親も糖尿病という遺伝的素因に加え、芸能界での不摂生がたたった。膵臓(すいぞう)で作られる、血糖値を下げるホルモンのインスリンが枯渇していた。医師から「一生、注射が必要です」と宣告され、インスリンの自己注射の仕方を習った。

 ある時、テレビ局の控室でインスリンを打とうとすると、「なんだい、その若さで糖尿かい」。聞き覚えのある声がした。

 小学校の頃、テレビで見ていた荒井注さんだった。聞くと、注さんも同病者。初対面ながら、食事や運動など親切に教えてくれた。

 同居中の彼女が糖尿病食を作ってくれた。誘惑に負けて食べようとすると、「たけし軍団」の先輩らも「それ食うのか?」と注意してくれた。だが、食習慣は簡単には変わらない。夜、外に食べに出ては翌朝、彼女にしかられた。

 ドラムやギターの腕前はプロのミュージシャンを目指したほど。ロケ先の車中で、たけしさんが口ずさんだ歌に曲をつけたり、軍団の先輩が出る劇の音楽を作ったりした。仕事に夢中で、運動はほとんどしなかった。

 インスリンを打ち、薬を飲み、少し血糖値が下がると「治った」と思いこみ、大食いしては反省した。

 「糖尿が怖いのは、痛くもかゆくもないところ。それがわかっていなかった」

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sokusai_117

 
 

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