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石井苗子の健康術

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「かかりつけ医」 の意味はなんでしょう

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(「かかりつけ」 という言葉は、医者にしか使わないのだそうです)


 「かかりつけ」は医者の前にしか付けない言葉なのだそうです。「かかりつけ医」は、具合が悪くなったときに、いつも診てもらう一人の医師という意味なのですが、現代日本人は、かかりつけ医を複数持っている人がいます。

 眼が悪いとき、お腹が痛いとき、風邪をひいたとき、足が故障したとき、といった風に、それぞれの分野で診てもらうかかりつけとなれば、かかりつけ医は何人も必要になってきます。

 自分の体調をよく把握していてくれて、適切な指示を生活基盤内であらゆる分野でやってくれるのが「理想のかかりつけ医」であれば、現状はこれとかけ離れたところにあります。

 多くの人は仕事先にかかりつけ医はいませんし、帰宅が11時になるような多忙な人は近所の医師では間に合いませんし、土日はかかりつけ医もお休みです。

 日本は診療を受ける側の自由選択が保証されていますから、日本中どこにいても同じ料金で診てもらうことが許されています。

 当たり前のようですが、これはかなり行き届いた制度だともいえます。診療制限がない恵まれた環境だからです。

 ところが一方では、転んで額に傷を作り出血がひどいので救急車を呼んだが、診療をやっているところに行くまでに時間がかかり、たどり着いたら長時間待たされた、といったような不満もよく耳にします。

 私はおととしから毎月、医療改革の勉強会に出席していますが、こうした日常的な不満を解決するためにどうしたらいいのかを勉強するために参加していたつもりでした。ところがだんだん、どこかのコマーシャルじゃないですけど「いろいろこんがらがってこうなっちゃったんだから、贅沢いうなよ」といいたくなる、改革側の気持ちもわかるようになってきました。

 理想のかかりつけ医は、「近所にいて、いつでも診てくれる」に加えて「最高の技術をもっている医師」であってほしいというのが国民の希望なのです。「様子見ましょう」で手遅れになるような医師では嫌なのです。

 手遅れになった時の責任は誰がとるのか。自分か親かそれとも医師なのか、と。だから、診療の自自由選択があるなら最初から自己責任で名医を選んだ方がリスクマネージメントになるではないかと言われても仕方ありません。人の気持ちの流れは制度で止められるものではないのです。

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石井苗子さん顔87

石井苗子(いしい・みつこ)

誕生日: 1954年2月25日

出身地: 東京都

職業:女優・ヘルスケアカウンセラー

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1件 のコメント

カカリツケの医師の選び方

マックン

カカリツケの医師の選び方は本人によって何処に主体を置くかによって決まると思います。 患者の話す内容を詳しく聞いて、それぞれの病状を聞いて対策を立...

カカリツケの医師の選び方は本人によって何処に主体を置くかによって決まると思います。


患者の話す内容を詳しく聞いて、それぞれの病状を聞いて対策を立てて今後の治療方法を指示してくれる医師と言う事になりますが、指示内容が果たして一般的な指示なのか、専門的な判断での指示なのかは患者自身には解りかねる場合が多いと思います。


最近は、西洋医学だけでなく、東洋医学も履修していると標ぼうしている医師も多くなりました。ただし、東洋医学を履修していてもも正しい漢方の処方と、正しいツボの理解が果たして習得して居られるのかの判断に迷うのが正直の患者の気持ちです。

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